人は「無知」であるがゆえに

本物と見せかけのモノの見分けが

付けられず、そのものの「本質」に

気付く事がなかなか出来ない。


「無知」ゆえに人は自分に

何かが足りていないと感じて

必要のない焦燥感に苛まれている。

その「何か」は欲望や執着の先には

決して得られぬものだと知らぬまま

人はがむしゃらにすぐ飽きるものを

手に入れたがる。

 

それに気付かぬかぎり
安らぎという名の「悟り」が

得られる事はないのに。

 

クロ戌
 



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