最初は賢くてしっかりした良いお義母さんだと思ってた。
私の実母がアバウトな人だから、いつも綺麗なお部屋とテキパキと色んなことをこなす義母を凄く出来た人だと思っていた。
結婚して暫くすると、少しづつ
ん?って思うことが増えた。
我が家の色んなことに口出しをして来るのだ。座布団が無いから座布団をあげると、こちらの都合も聞かずに持って来たり。
ん?と思いつつも、私達のことを思ってしてくれているのだからと思うようにしていた。
義母は遠慮なく何でも言う人で、文句も遠慮なく言ってきた。
ひどい時は、私の実家に行って私に対する文句をぶちまけることもあった。
旦那様に言うと、あぁいう人だからカーッとなったら言っちゃうだけで悪気はないからとなだめられた。
そうしてなんだかんだありながら、旦那様にごめんね。我慢してやって。と言われ我慢しながら二十数年間過ごしてきた。
そして今。
身体が衰えてきた義母は、当たり前のように世話になろうとする。
いつか私の面倒をみなさいと言われ育てられた旦那様は、身体が少し不自由になった義母の世話をするのは当然だと、甲斐甲斐しく世話を焼き、もちろん私にも同じことを望んでくる。
親の世話をするのは当たり前。旦那様は当たり前のことをしているだけで、それをよく思わない私が悪い。
でもその当たり前のことをするのがしんどい。心の中で嫌だと思いながら、笑顔でお世話する自分がしんどい。
いや、何がしんどいって今まで言いたいことを言わずただ我慢してきたことがしんどいんだと最近気づいた。
私達夫婦はいつも義母のご機嫌を取りながらやってきた。
我慢してきたから、今後も我慢しなきゃいけないことだらけだから、しんどいんだと思う。
もっと喧嘩してでも言いたいことを言えていたなら違っていたのかな?
後悔しても今更だけど、今まで我慢なんてしなければ良かったとそう思う。