8月に始まった長い長い2学期が

漸く終わった。

体感にして、2年くらいかな。

 

充実していたと言えば聞こえがいいけど

本当に、本当に苦労が多かった。

 

9月。

息子と一緒にみてもらい為と転院した精神科。

今までずっと「ADHD」だと思っていたのに

私にはプラス「自閉症」「愛着障害」があるとわかった。

 

ずっとADHDとして対策してきたライフハック。

「自閉症もある」と言われれば

納得が多かった。

 

だって、ADHD向けの生活の工夫として

知った知識が

実際に取り入れられることが少なかった。

 

自閉症。うん、納得。

でも、それよりも、愛着障害のほうが

もっと納得だった。

 

 

愛着障害は

人との距離感がわかりにくい自閉の特性に加えて

更にわかりにくくしてしまう。

 

自分が究極に追い込まれない限り

正しい自己主張ができないのも特徴だと

月の時点で知って

「なるほどな、私、そうだよな」

って思っていた。

 

※2学期最後、私はこれを証明してしまう。

 

次男はADHD

私はADHDプラス自閉プラス愛着障害。

 

私は……

次男を育てていく自信が

一瞬で消し飛んだ。

 

 

たまたま別件(だったかな…)で

診断されたこの日。

 

先生に

「私は、もう次男を育てていく自信がなくて…」

と、こぼした。

 

……先生の存在に

本当に救われた。

 

先生に言葉をこぼしたら

立ち直りが早かった。

 

 

 

私にとって、先生は

そういう存在だった。

 

 

声聞くだけで、元気になる。

力がわいてくる。

頑張れそうって思える。

 

 

友達でもない。

上司でもない。

先輩後輩でもない。

恋人でもない。

 

どう例えていいかわからないけど

…不思議な存在だった。

 

 

 

10月

運動会。

 

「運動会をきっかけに自立を促しましょう」

という学校方針と

「運動会や行事ごとこそ、慎重にいきたい」

という私の方針でぶつかった。

 

担任の先生、副校長先生、

パパと私、4人の面談で

 

まさかの背後から打ってきたのは

ーーパパだった。

 

パパの

「行事はもう離れたら?笑」

の一言で、方針が決まった。

 

 

そして……

オンライン登校になり…

次男の足が原因不明に動かなくなり…

 

私は自分の方針を貫けなかったこと

背後を打たれる可能性を予見できなかったことを

ものすごく後悔した。

 

運動会とは別に

10月末の先生にとって大一番。

ーー大事な授業があり

 

そこに付き添いできたのは

本当に嬉しかった。

 

 

普段の会話の端々から

先生の想いを知っていたから

 

先生に「お疲れ様でした!」

と笑顔で言えたことが

本当に……嬉しかった。

 

 

つづきます。