よく再発の方が辛いと言いますね。
もちろんがんも千差万別なので一概には言えませんが
私も再発の時の方が辛かった記憶があります。
初発の時は治ると信じきってましたから。
それが一年半であっけなく再発。
誤診出会って欲しいと願いましたが
一緒に見た内視鏡の画像、
どう見ても腫瘍です。
私のがんは治らないのか。
絶望の淵に立たされましたよ。
その後、４件の病院でセカオピ。
最も納得のいく治療法を示してくれた病院を選びましたが
結局手術に失敗。
避けたかった拡大手術を余儀なくされ
私はダブルストーマとなりました。
その手術からさらに一年半後。
PET検査でまたもや怪しい影が傍大動脈に。
抗がん剤に耐え、放射線に耐え、
大手術に耐えた挙句の結果がこれなのか？
とはいえ、その時点で再発の確定診断は出ませんでした。
医師の判断は
「様子を見ましょう」
その後、がん治療を受けることもなく観察のみで一年。
怪しい影は大きくなることも消えることもなく
相変わらずそこにいます。
「これはがんなんですか？」
「わかりません。」
というわけで明日はそれを観察するためのPETCT。
朝食抜き、糖分抜きです。
淡々と書いてしまいましたが
散々な治療を受けた後、再発の確定診断がされていたとしたら
今の私はなかった。
死さえ考えていたと思います。
再発は残された希望を打ち砕きます。
それに打ち勝つにはよほどの強い心が必要です。
私にそんな強い心がしっかりとあるのか。
自分でもわかりません。
その時になるまではまるっきりわかりません。
それでも結果だけは知りたい。
自分の体がどうなっているのか
医師と同じレベルで把握しておきたい。
誰のものでもない、
私の体です。
明日は朝食抜き。
糖分は取っちゃダメ。
呪文のように唱えながら今日は寝ます。
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