巷では今、煽り運転が問題となり、来年早々には法制化、そして、その結果について厳罰化する為の道路交通法改正が検討されている。
煽り運転の結果、高速道路上で進路を塞ぎ車から引き摺り降ろされた夫婦が後続車に跳ねられ命を奪われた事件を受けての話であるが、私はあのような事件は道路交通法の中で裁くのではなく、刑法による殺人事件として裁くべきであると考える。

煽り運転を法制化、厳罰化と言うが、煽り運転か否かの判断は非常に難しい。
私は1年365日、休日を除き自動車通勤をしている。
毎日往復40km以上車を運転している訳であるが、日々信じられないような運転をするドライバーに遭遇する。
中には無謀な運転をして恐怖感を周囲に与えながら運転しているドライバーもいる。
荒っぽい運転をする車はまだいい。どうぞお先に行ってください。と道を譲れば済む。
困るのは、トロい運転だ。
トロい=慎重?
ではない。
全てがトロくて周囲の車をイライラさせながら、本人は我関せずで、マイペースな運転を続ける。

片側一車線の追越し禁止が延々続く道路で、トロい運転のノロノロ運転の車の後ろに着いた時は地獄である。先を急がない時なら諦めてお付き合いするが、こっちは通勤路である。時間までに出勤しなければならない。あるいは、帰りに約束があり、約束の時間に遅れる訳にはいかない場合もある。
そんな時、ノロノロ運転マイペース運転を延々と続けるドライバーに対して、イライラが運転に現れてしまったら、それは煽り運転と捉えられてしまうのか?

私は煽り運転を法制化するなら、セットで周囲の流れを無視したノロノロ運転も法制化して欲しい。
迷惑であるという事で言うと、ノロノロ運転も煽り運転もどちらも他人に迷惑をかけている運転である事に変わりはない。