「はっぴいえんど」というバンドがいた。
彼らの曲に「風をあつめて」という曲があるのだが、
どうやら随分、昔のバンド、昔の曲らしい。
バンドは名前の通り、なんだかゆるい。
でも心地よさがあるし、過剰に緩くなく、程よさも兼ね備えている。
というのも、詩が文学的で知的に思うのだ。そういう一面が
このバンド、特に「風をあつめて」を完成された曲にしている。
それを意味づけるかのように、何人ものアーティストが
この曲をカバーしており、作詞をした松本隆さんは後に
今なを現役で活躍する、もっとも有名な作詞家の一人となった。
しかし、こういったアーティストの人生で重要なのは
「後の大半の事」よりも「たった一つの曲」だったりする。
そういう一曲であるはずの「風をあつめて」がとてもいい。
アンニュイでメロー。
http://www.youtube.com/watch?v=7QX1w_PazZU