殺処分という名の残酷物語 | 小さな命の架け橋

小さな命の架け橋

命に地位はない

命に軽いも重いもない

世界の動物が幸せになる権利がある

この思いで 現実を一人でも多くの人に伝え

一匹でも多くの動物を救っていきたい

春が過ぎ 夏が来て 秋が訪れ 冬を越す

この季節を出来るだけ生きて 迎えていたい 

...

太陽が昇り 海はさざなみ 花は咲き 鳥たちは空でさえずる

この自然を出来るだけ生きて 感じていたい

尻尾があって声なきもの

命はあるが瞳濡れしものたち

信じていたが 裏切られしものたち

君たちは永遠の眠りにつく瞬間まで人間を信じていた・・


『ボク飼い主さんがいなくなっちゃったけど又楽しく散歩に行けるよね!』



『それなーに?初めて見るおもちゃかな』

病気にならないための薬かな!』



『なんだか眠い・・ボクになにをしたの?』




『でも 信じているから・・』



『ボクはまさか殺されるの?
ボクがなにをいけない事したの!?』




とても穏やかだった一匹の犬はこうして死なされて行った・・

これほど悲しく これほど惨いことを私たちは知らない。




『にんげんさま

なにがなんだか わからないけど僕は邪魔なんだね・・

でもボクはもっと沢山 生きたかったよ・・

命ってこんなに簡単なものなんだね

命ってこんなに軽いものなんだね

今度生まれてくる時は人間がいない世界に生まれてくるね・・

さようなら・・』

人がいて動物がいる

愛があり命がある

発展だけを求める社会

欲の限りを望む人間たち

愛とは命とは同体のはずだ

なぜなら 愛がなくては命は存在出来ない

そして命がなくて愛は存在しないのだから・・。




NPO法人ワンダブル二度目の命