戦前〜戦時中〜戦後に掛けての組み立て式アルマイト 弁当箱です。

7年前に亡くなった父(生きていたら現在89歳)がよく言ってました。

特に戦時中は、食べ物が無く米すら無かったと・・・

学校にも行けず、山に行っては山菜採り、栄養不足なのでたんぱく質が豊富なイナゴを取って食べたりとか・・・

麦ご飯が贅沢な一番のご馳走だったと。

蒸かし芋とイナゴが主食だったと言ってました。

だから、子供の頃から食べ物には凄く口うるさかったですね。ご飯一粒でも残すとよく怒鳴られました。

アルマイトの弁当箱を持っているのは金持ちだけだったらしいです。

私が子供の頃はアルミ弁当で、楽しい思い出しかないですが、父世代にとっては弁当或いは食べ物には苦労しか浮かばないんでしょう。

今、廃棄処分される食糧が毎日何トンもあるらしいですが、本当に真剣に考えなければならないかもしれません。