すこんばんわ!


僕は本が好きです!(急に)


小説は推理ものしか読みませんがマンガもそれはそれは大好きです。

少し長くなりますが、キッカケは幼少の頃。


父親は俗にいうヘビースモーカーというやつで兄弟3人はそんな煙草くさい父親が嫌で嫌で仕方ありませんでした。


そんなこんなで兄弟3人は勇気を出し、


父親に煙草をやめてくれと願い出ました。


そして煙草にかけるお金があるのならマンガでも買ってくれと。


子どもは理不尽です。


しかし父親は兄弟の気持ちを察し次の日から煙草を辞め、本当にマンガを買ってきてくれました。

キャプテン翼1巻&2巻の2冊。


喜ぶ僕。


たいした反応を見せない姉と妹。


なぜ少年マンガなのだと。


子どもは理不尽です。


また次の日は


キャプテン翼3巻1冊
少女マンガ1巻1冊


喜ぶ兄弟。


それも束の間。
どちらが先に読むかケンカする姉妹。


また次の日は
少女マンガ2巻1冊
別の少女マンガ1巻1冊


仲良く読む姉妹。


僕のは?と僕。


すねる。ただただすねる。3冊買ってきてよと。


するとそんな僕に
煙草に「かけていたお金」でマンガを買ってこいと言ったのはお前達3人だと父親。


訳がわかりませんでした。


兄弟の人数だけ買ってきてよと。
繰り返す僕。


子どもは理不尽です。


でもその2冊のペースはなぜか崩れることなく


小学校高学年の頃まで数年間毎日続きました。


そうなってくるともう部屋に本の置き場がない。


でも全て愛着のあるものばかりで言わば宝物でした。


階段もマンガで溢れました。


ヒモでくくり始めた母に泣きながらお願いしたこともありました。


マンガのためにプラモデルもフィギュアも捨てました。


妹のぬいぐるみも捨てました。(勝手に)



それでも増え続け、いよいよ別れも覚悟しなければならない時がきました。


捨てるのはいやだ。
欲しい人にあげる。


数冊なら友達に貰い手がいましたがなかなかいませんでした。


そんなこんなで売ったらいいのではと父親。


欲しい人を探すのは大変だ。
それを代わりにお店がやってくれる。
そして売ったお金で新しいマンガも買える。


新しいマンガ、、、ゴクリ。


知り合いに借りた軽トラに積み上げました。


家と店を2往復し、運びました。


査定とやらに時間がかかる。
サティ(査定)で時間を潰そう。


それを言った父親のドヤ顔は忘れない。


1237冊。
宝物の数

¥77350。
宝物の値段


そのお金も全て当時発売されたプレステ2(¥40000)とソフトに消えた。


マンガは?!?!


溢れた涙もマンガ達もいい想い出です。



そして大きくなり当時の煙草二箱分の値段がマンガ約2冊分だと知り、父親も小遣いの少ない中でやりくりしてくれていたのだと気付きました。


ありがとう!父!


それから今でもマンガは読んでいます。


買わずに立ち読みという形で。


いつかくる別れが辛すぎて買えません。


お店の方すいません!


No MANGA No Life!!


次回はオススメのマンガを紹介します!


おしまい。


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