私は日本橋の街を歩いていた

私はこの街に一体何をしに?職業は?私の意思や感情は?

 

あの日、そういえば、この街に来たのはこの”職業”でなんとか食べていけると思ったからか

それとも、自分の弱さを認めず、なんとか目標の職業に就こうと思ったからだろうか

 

私は、私の意識のまま

私は私の意識のまま

 

あの意識は一体なんだろうか

確かに今までのいた世界のなかで作り上げた私であるし

嘘なんかではない

 

とにかく、『あれ』は一体何だったのだろうか

『あれ』は私から生まれた『状況』だし、感覚だし、それによって私と言う人間が言葉を発していたわけだけど

 

けれどもいつも心苦しかった

だから私は一人、本当に一人、この世を去る気持ちでこの世を捨てる気持ちで

私は違う選択肢を取ったんだ

 

もう、自分を痛みつけたくはなかった

そうだ、痛みだ

痛みでおかしくなってしまいそうだった痛みなんて感じていないフリは得意だった

けれども、全てが痛みだった

もちろん意識でどうにか”痛みのない”『自分』を保ってられるのだけれども

 

限界だったのだろうかあんなに稼いでいた

それとも何か私の中で

何が『起きていた』のだろう

それでも、別にこの世で言われる良きものを起きかけ続けて

間違ってなんていない

 

それに私は所謂『まとも』な選択肢を取ったと思う

一般の人が見ても

(私は強い抵抗感に苛まれ、そのまま何年もベットにふさぎこんだ)

そして私はついに「人間」として機能しなくなった

 

人間だったはずなのに

人間として機能しない自分が出来上がった

けれども以前の自分は「あまりにも」苦しかった

 

それまでを『健全に』保っていた『社会性』があまりにも強かったからか、その『道徳の意識』が張り付いていたからか

私は私を失った

 

一体私というものが何で構成されていたのだろうか

そう問いただしてもやはり、起きたらいつもの世界がやってくる

それを追い払うように

本当の自分の姿を見たいと願った

 

コレドのキャンテイで食べたハンバーグも

銀座で食べたあのギュッと引き締まった味のケーキも

美しい服に身を包んで歩いた街並みも

 

 

私は何に犯されていたのだろうか?

まるで悲劇のようだ

儲かっていた社長の転落劇のように

 

私は自分の精神を魂を生き方を変えたかった

それは叫んでいた

 

それは叫んでいた

そう、私のDreamingよりも

DreamingをDreamingのままでいたい私の幼児的願望を壊して

 

現実を生きるように、まるで今生まれたばかりの赤ん坊のように

初めてこの世界に触れる自分のように