「好きなことだけ。。。」伊丹・六甲で手づくり石けん教室~Atelier!Apunte!~-100813_2326~0100010001.JPG


今回から、テーマを増やしました。


久々の「せっけん作りへの道」です。


材料編が中途半端で終わってますね。。。


まだまだ、用語編なども行きたいので。。。材料編を進めてみましょう。


今日取りあげるのは。。。


固形油脂シリーズ!


ココナツオイル・パームオイル・ラード・パーム核


です。


このほかバター類もありますが、そちらは嗜好的に使うので分けますね。


まずは


●ココナツオイル●

ココヤシの種子から採れるオイルです。

ラウリン酸という脂肪酸が多く含まれ、

肌への刺激を懸念する声もありますが、

自分にあった量を使用すれば、問題ないようです。

(上限を20%とする記述も多く観られますが、

あくまでも目安で、使う本人の体調や肌質にもよるようです)


また、カプリル酸やカプリン酸の刺激ですが、

この脂肪酸は単体での刺激ははあるとされていますが、

油としてグリセリンと結合した状態での刺激性はないとされています。


石けんの材料としては、

泡立ちに貢献するオイルなので、多くの人が利用しています。



●パームオイル●

アブラヤシの果実から採れるオイルです。

昨今、バイオ燃料としての利用が高まり、プランテーションによる森林の伐採など、環境問題の上で取り上げられることが多くなってきています。

未精製のものはβ-カロテンを含み、赤いオイルになります。


石けんの材料としては、

硬さ・溶け崩れのなさに貢献するオイル

で、よく用いられます。



●ラード●

豚の油。上記2つのオイルよりも、一般に手に入りやすいオイル。

脂肪酸の組成が、硬さ・泡立ち・保湿ともに含まれる油で、

意外に活躍する(笑)


植物=安全という神話を鵜呑みにしなければ、全然活躍して良いオイルです。(私意見)


●パーム核オイル●

アブラヤシの種子から採れるオイル。

「パームオイル」と混同する人が多いが、大きな間違い。

特性としては、「ココナツオイル」に酷似した、脂肪酸組成になる。


すなわち、泡立ちに貢献するオイル


以上が、良く使われる固形油脂になるかな~?


材料編では今までオイルを説明してきましたが、

今回の固形油脂の説明で、

大体良く使われるオイルの説明は終わったように思います。



次からは、ちょっと嗜好的なオイルについて説明しますね。


実は、ひまわりやキャノーラなどもメインに使われるのですが、

今回の分類では、次からの説明の中に入れていきたいと思います


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阪神間にお住まいの方でせっけん作りに興味のある方は。。。。

「Atelier ¡Apunte!」もどうぞよろしくお願いします<(_ _)>

お道具・材料すべて揃えてお待ちしております。

10月テーマは。。。
「蜂蜜石けん」と「カレンデュラ石けん」

冬に向けて、
しっとりやさしい洗い上がりの石けん
を作りたいと思います(*^_^*)

10月の教室は


六甲教室は、10月9日(土)10:00~


伊丹教室は、10月18日(月)10:00~


開催です。


興味のある方は、ブログ左のサイドバーをご覧ください(*^_^*)