ついにこの日が来てしまった。
春季大会を乗り越え、到達した上部大会初戦。
様々な事情で伸びに伸びた試合スケジュールのため勝っても負けてもセガレはこの一戦で引退です。
そして、そのセイでこの一週間やたらと気合いが入りっぱなしです(笑)
対戦相手は低学年の時以来久々に当たる隣の町のチーム。
負けたことは無い相手です。
1回表、ウチのエースは不調で中々ストライクが入りません。
ノッケから四死球を連発し先制点を許します。
その裏、ベンチから見てる限り大して早くも無いタマのピッチャーなのですが、タイミングが合わせづらいのか攻撃がかみ合いません。気負ってるセガレも簡単に討ち取られてしまいました。
1点のビハインドのまま進むゲーム展開。
内野守備のほころびにエースのイライラがつのります。
セガレは、声をかけたり間をとったり、なんとかほぐそうとしますが、ピッチャーの眼はつり上がったままです。
こうなると益々ストライクが入りません。
そして塁に走者がたまったところで長打を許し、大量失点に…
その流れで4回に入り投手交代。
交代したピッチャーが打ち込まれ、更に交代。
その交代したピッチャーも乱調でワイルドピッチの連発。
セガレも集中が途切れて捕逸が重なり失点を追加します。
結果1安打完封負けという無残な試合で幕を閉じることになりました。
セガレは、結局無安打。
ここのところ、ボールを芯で捉えられないバッティングが続いていたんですが、それが克服できず良い結果が出せませんでした。
号泣するセガレを見ながらコレで終わったんだなぁ…思うと野球の「や」の字も解らない父子が、本屋で売ってるテキスト片手に二人三脚でやってきた日々が終わるのか…という実感が迫ってきます。
なんか寂しいもんですなぁw
DVDを借りてきたり、ネットで動画を探したり、野球の教則本は近所の図書館より充実してたり、怪しげなトレーニンググッズはゴロゴロあります。まぁ、ある意味ワシにとってもう一度来た青春だったのかもしれませんなぁ…
やり残したことはいっぱいあるけれど、いや、やりきれなかったことがいっぱいあるけれど、コレでおしまい。
唯々、初めてサボった公式戦前のおまじない(グラブ磨きとスパイク磨き)。仕事にかまけてついつい手を抜いた。コレだけがイマサラながら悔やまれるオヤジなのでしたw