ganbaru_ojisan_fight05のブログ

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タブレット端末はすでにiPadを持っているが、なんとなく(本当に)違う毛色のタブレットがほしくなって値段も安かったので中華製タブレットを買ってしまった。

Teclast P40HDという格安の10インチAndroidタブレットである。Youtubeでも評価が高く、それなりに使えそうだという。動画視聴もWidevine L1に対応しており、高解像度で動画を視聴出来る。スペックであるが、SoCはUNISOC T606、RAMは6GB、ROM 128GBで重くなりがちなAndroidでもそこそこの性能が期待出来る。さらにMicro SDカードも使えるし、SIMカードも装着出来る(利用できるのは4Gまででなおかつ国内の周波数帯は限られる)というすぐれものである。





また国内企業のものはこの値段では手に入らない。はっきり言うとiPadの1/3くらいである。だから、性能は期待していなかったのであるが、Androidスマホで使っているアプリを同じようにインストールし、Micro SDカード(512GB)を入れてみるとスマホと同じ環境が作れた。電子書籍もKindleとKoboの両方をインストールしてデータを転送し、動画や音楽ファイルを入れて快適に利用している。

動画視聴や音楽再生それにWebブラウザ、メールなどは動作が遅いと感じたことはない(ベンチマークアプリで調べたところ、RAMの読み書き速度はAquos Sense6よりも高速である)。作り自体も品質がよいし、画面(液晶)もこの価格帯だから・・・と期待していなかったのであるがそこそこ綺麗である。動画視聴でも不足は感じないし、電子書籍を読むのに大きさもちょうど良い。Amazon Kindle Fire HD8も持っているがこのタブレットの方が画面が大きくて見やすい。さらにデータ通信専用の格安SIMを入れてAPNを設定すればそれなりに通信が出来てWi-Fi環境がなくても使えるのもありがたい。実際にSIMカードを入れてみたがLTEと表示されて通信が問題なく出来ている。

ここまでは普通にAndroidタブレットとしての特徴であるが、個人的に感動したのはOSとしてLinuxが背景で動いているため、アプリ(例えばUserLand)を入れれば、UbuntuなどのLinux環境が普通に動くということである。さすがにまだグラフィック環境を利用していないが、CUI環境で普通に使えるのはとても便利である。CUI版のRがインストール出来て問題なく使えたのは感動であった。iPad版にはこの環境が作れないのでこの点でAndroidは素晴らしい。

とは言え、値段の違いから仕方がないし、比較してはいかんと思うが、iPadはApple品質であり、使っていて安心感を覚えるし、高級感がある。とは言え、どちらがいいかは甲乙つけがたいところである。Micro SDカードを利用して大きな記憶容量が使え、いじり倒す自由度の高いAndroidタブレットとApple製品の連携やしっかりしたiOSのセキュリティの高さやインターフェースの使い心地の良さはそれぞれのよいところであろう。

追伸
その後、ファームウエアのアップデートが来て、メモリ拡張機能が使えるようになり、最大で6GB+6GB=12GBまで本体メモリを拡張できるようになった。