こんにちは、石田奈緒子ですニコニコ

先日、新宿高島屋さんのなかにあるドイツのグラスメーカー
ツヴィーゼルさんで開催された
ZEIESELワイングラスティスティング
セミナー
に参加してきましたアップアップ


{5AFB5CF8-5CBC-406B-95FF-08BC69406538:01}


赤白の代表的なワインにあわせた、グラスの説明とティス
ティングセミナーです

まずは、ワインカクテルのHUGO(フーゴ)のおもてなしを
受けました

エルダーフラワーシロップをプロセッコで割ったカクテルてす
おいしい
ラブラブ!



{6E237A31-FC63-4AEA-9467-1601D4624CBA:01}


ZEIESELさんについてご紹介しますね。
ドイツ南のミュンヘンから約180キロ、
チェコとの国境沿いにある、周りにスキー場がある山深い所
にある工場。工場の半径50キロ以内で、ガラスの原料となる
クリスタルガラスの素材15種類くらいが採掘され、生産されて
いるそうです。

ワイングラス以外にも、ドイツなので、ビールグラスや
タンブラー、ウイスキー専用グラスなど、アルコールすべてに
対応するグラスを生産しているメーカーさんです。

創業140周年以上の老舗で、2002年に特許を取得した鉛を
含まない、無鉛クリスタルガラス。トリタンクリスタル。

鉛がクリスタルガラスのなかに24%含まれますが、
チタン、ジルコニウムを配合。軽くて硬いチタンと輝きを
もたらすジルコニウムをつかい、両方の特性が生かされた
グラス

こちらのグラスは試飲会などで使われるグラスです。
貸し出しもされているそうですよ。

ハンドメイドなので厚さは0.9ミリ。安価なソーダグラスは
1.1ミリ。このわずか0.2ミリで味の印象がかわってしまうん
です

舌には味蕾があって、両サイドは特に酸味を強く感じやすい
先端は甘みを感じやすいところを充分考慮してグラスが
作られています


ワインをより楽しむには、いくつかポイントがあります。

●グラスの大きさ
ワインは香のインフォメーションが重要
そのためには大きなグラスの方がいいです
エアレーションといって、空気を含ませて開かせるという
ことをして香りを楽しみおいしくいただきます

ワインがボトルに入っているときは、寝ている状態で
デキャンタしたり、大きなグラスにいれることによって開かせる
ことをすることで、よりおいしくしてただくということ

あ~美味しいワインだった~といってワインをゴクゴク
飲むのはもったいないんです


ワインの価値を半分失ってしまっているということに
なってしまうのでご注意を。
ワインは香、味わいを楽しんで、
かつ雰囲気を楽しめたらいいですよね

本日は2000円くらいのハウスワインでテイスティングです
チリのシャルドネと赤はカベルネでした

まずは1.1ミリのジョーカーグラスに注ぎます


{D314234B-D3E6-47F5-BFB2-2DCC4BEB9D57:01}

{A3CB2A42-FE8D-4163-8A58-B47F4A3A8537:01}

小さいグラスなのでスワリングができないあせる
こちらは200ミリが入るグラスだそうです

通常は80~90ミリ入れてスワリングするみたい。
1年熟成のシャルドネ。色調をみて、このままワイン由来の香
アロマもチェックしてみました。頭の中に記憶します
悪くない、ふつうの美味しさのワインです。

{27D697A3-6838-4CF7-BD80-57116E3F0078:01}

これをシャルドネ系のグラスに注ぎ変えていきます

ステムを持って反時計回り。テーブルでスワリングする時は
時計回りこれがマナー

スワリングしたらすごい。
スワリングしたら、香りがひろがってきました

あ~樽熟成だわ
香がすごいでてきます。粘度と糖度もでてきてきました
グラスにバニラ香が広がり、グラスの内側
のワインがゆっくり落ちてきています。
クリスタルガラスは表面に突起があるそうで、しっかりと
ワインをつかまえて常に香をグラスに充満させるそうです。

スワリングするとブーケというシャルドネの香がとれて
ワインが生かされてきます

美味しいワインが、益々美味しくなりますね

香のインフォメーションと味わいがぐっと豊かによくなって
来るので、グラスって大事ですね

{8EE761F2-BADE-4ED7-940C-8D661F481B87:01}
 
スワリングは赤は激しくすることがある、
白は温度管理が重要なので、めちゃくちゃはしないそうです

シャルドネはもともと素直なぶどうの品種といわれていて、
酸味があってすっきりした軽いテイストの白ワイン。

その欠点を補うために樽にいれて熟成するということが
考えられたそうです。樽はフレンチオ-クが一般的。
木を切り出して樽にすると、木の香、味わいがワインに移る

木は大地の成分を吸い上げているので、ナッツとか
大地由来の香、ミネラルの香などがうつっていくので
複雑な味と香になっていくんですよね

リースニングは酸味があって甘いワインで、もともとドイツの
ワイン。ぶどうができる最果ての地といわれるくらいの北の
地域。それをどうしたら美味しくのめるかというところから、
酸っぱいものを甘くするというために発砲させるということを
始めたのがリースニングとなった

シャルドネもリースニングも甘めにして発砲をすすめている
そうです

次よりおおきなボルドー系のグラスに移動します

{1F54A9E6-D614-410D-9BB5-2D2E1722139E:01}

スワリングすると熟成香が広がります。
香は大きいグラスの方がいいけれど、味わいは最初の方の
グラスの方がいいかも。なんだか酸っぱく感じちゃう。

やっぱりグラスを作る方もよくワインをご存知ですね
ボルドーのグラスは飲んだ瞬間に口の中全体にワインが
広がるように設計されているそうなので、酸味を感じる
両脇までワインがいってしまうからだそうです。
納得ですね。シャルドネ系のグラスが一番おいしく感じました
白ワインのおいしさはミネラル感と凝縮香なので、バッチり

こちらのグラスは赤の軽めのキャンティでもOKだそうです

今度は赤ワインのカベルネ

{436B275B-E957-42BC-9DFC-35F10E83DB2B:01}

同じように、香をとっていきながらボルドー系のグラスに移し
ます。ワインは濃厚でタンニンしっかりのボルドータイプ。

ワインは最初はしっかり系が好み。そのうちのみ疲れて
きてしまうと、酸味があってフルーティなピノノワールに移行
される
方が多いそうです。
私はまだまだ初心者なので、カベルネ派ですよ

{10D63630-711E-4200-AEF5-2F992CD6568E:01}

スワリングは置いたまましました
アロマの香ではなく、こちらはブーケの香り
ブルボディ完熟タイプの、しっかりとしたいつものおいしい
カベルネになりました。

余談ですが、日本人の男性ははやのみが多いそうです。
飲み頃を迎える前に、終わってしますそうです。

なので最初からデキャンタに移しておいてから飲むことを
したほうが、美味しいワインを楽しめるそうです。
日本酒やビールは時間がたっても味、香は変わらないそう
ですが、ワインは時間によって味や香が変わるので、
時間をかけてゆっくり楽しむのがコツですね

次にシャルドネ系の小さいグラスでも試してみました

{47336871-98A2-41E8-9453-A2ABEBC5A3B6:01}

やっぱり、ボルドーグラスの方がおいしいですね
パワフルなカベルネは、お料理は噛みたくなる料理が
あうそうですよ


今回参加したZEIESELさんの
ワイングラスティスティングセミナー
学ぶところが非常に多くて最高でした


{390C1541-9457-4DE9-8907-65294DE463C4:01}

{E8279858-B8F3-46F5-9685-A097F9CA27B0:01}

非常に楽しかったです。ワインは時間を楽しむ飲み物なん
ですね~。あらためて実感いたしました。
また次回も参加したいです。
ありがとうございました