今、50歳。

21歳で旦那に出会い

24歳で結婚した。

31歳で長男、

34歳で次男を出産。

 

別に不妊治療とかはしてない。

育てる自信はなかった。

子供は割と苦手だった。

でも旦那は子供熱望だったし、

産むものなんだろうと産んだ。

 

自分と実の両親とは折り合いが悪かった。

旦那は楽観的なタイプではあるけど

家事や育児のアレコレに協力的ってわけでもなかった。

 

人並みのイライラや不満は感じた方だと思う。

でも、親バカフェロモンも人並みにに分泌されて

我が子は、嘘みたいにかわいいと思えた。

 

長男には4回、全国大会に連れて行ってもらった。

次男は、重度心身障害児で知らない世界をたくさん見せてもらった。

 

その間、10回転職した。

10年ぐらい在籍した会社が2個ある。

3年ぐらい在籍した会社も2個?3個?

 

最後の転職は48歳、たったの3年前だ。

ずっと事務職の正社員としてやってきた。

素晴らしい資格をもっているわけではない。

 

どの職場もそれぞれ面白いことはあったしイヤなやつもいて、

それなりに充実した職場だった。

 

子育ては確かに大変だったような気もする。

でも、具体的に子育てって何かっていうと、

 

子供一人につき一人分の洗濯物と食事が増えること

なんか学校とか病院とか子供にまつわる用事をこなすこと

だったような気がする。

 

なんかノド元過ぎて

熱さを忘れて、

忘れすぎて認知になりそうな50歳。

 

子育て子育ていうけども、そんなに尊いとは思わなかった。

 

自分たちの暮らしに、新品の人間がひとり便乗すること。

その一人は、自分の意志で生まれたわけではないこと。

 

そんな私も産んだけど、どんな子が生まれるかは

分からないで産んでいること。

 

ガチャというか、ご縁というか。

思いもよらない出会いなので、

お互い、歩み寄ってがんばりましょうというのが親子だったりした。

 

でも、大丈夫です。

子育てって、もともとの自分からそんなに離れたところにはないと思う。

 

自分の子供が18歳を迎えて、

「結婚しないと思う、子供は欲しくないと思う」という。

でしょうね、普通の責任感があって、少し考える子なら一度はそう思うと思う。

 

それでも、授かることもある

あ、今授かってるわけじゃないけども。

 

妊娠も出産も子育ても生活だ。

なんでもかんでも見せ場みたいに扱う風潮が強いけど

 

具体的に何?って見てみたら、結構実態がないこともある。

子育てって、そんな大上段に構えるやつじゃないとおもう。