やっと、こういったことが書けるようになりました。

それは、２００４年の５月の雨の降る夜におきました。

仕事の帰り道に激痛をともなう「耳鳴り」と「呼吸困難」に陥りました。車を運転している最中で、わき道に車を止め携帯電話で119番をかけるのが精一杯でした・・・・

気が付けば、救急車の中でした。

日々仕事に追われ、外出しても23時までに会社に戻れるときは必ず戻り、決裁やメールの処理に追われ、土曜日・日曜日に関係なく、勿論時間にも関係なく、上司からの電話で追いまくられる日々。

管理職だから、期待されているから、自分がやるしかない、と言いきかせ、そんな日々が続いていました。

そんなある日、後から思えば、関西に向かう電車の中で異変がおきた様に思います。

地下鉄の中で突然の息苦しさ、貧血気味で顔から血が引いていく感覚を覚えました。座っていた私は、「疲れているのだろう」と思いそのまま寝込んでしまいました。

これが、私の悪夢の始まりでした。

そんな私のパニック障害からの回復への道のりを纏めてみました。お付き合い下さい。

同じ病気で悩んでいる方に、少しでも参考に、また励みになればと思います。