２００５年の中邑は、強かった！

今、２００５年の新春東京ドーム大会を見ていた。

当時、何かの冗談かと思っていた『アルティメット・クラッシュ』ですら、今、見ると、なかなか面白かったりする。
むしろ、長州、蝶野、天山の巴戦のほうが、緊張感が、物足りなかったりする。

そんな中、棚橋対中邑のＵー３０選手権を見た。

個人的な感想だが、クネクネしてないし、ボマイェないし、ランドスライドないし、スリーパーや腕ひしぎ十字固め、基本的な打撃技、オーソドックスな試合運びに、時折、総合ティストな打撃技と関節技を取り入れ、黙々とダメージを積み重ねていく。
対戦者の棚橋が、たまに、空中戦を見せるので、余計に、そういう技が、引き立って見える。

スリーパーから、腕ひしぎ逆十時固めで、試合が決まった瞬間、ドームが、一斉に悲鳴をあげた。
関節技でも、観客は素直に、感情を爆発させることができる。

溜りにたまっている２００５年の新日本を見なおして、中邑を追い掛けたくなった。