はい、二月以来の本題更新です。
レジー・ベネットは、リングの活躍よりも、あのCMのほうが、インパクトが強いのではないでしょうか?
あのCMとは、「ダダーーーン!ボヨヨン、ボヨヨン!」で、流行語大賞銀賞をとったピップのCMです。
ウィキを見ると、あのCMをみた関係者が、オファーを出したとあるけれど、私のつたない記憶をたどるなら、FMWの来日のほうが先立ったような気が。
うーーん、年をとったなぁ。
レジー姉さんは、今までの女子プロ外人にあったイメージを覆す存在でした。
例えば、グラマー・ガールやマグニフィセント・ミミのような色気や、モンスター・リッパーのような怪物性とは、一線を画し、あくまでも、アスリートとして、リングに上がっていました。
初来日は、FMW。
くどめやコンバット豊田の壁となり、扱いは女ベイダーといったところでしょうか?
FMWの評価するべきところは、これだけの人材があっても、簡単にミックストマッチを組まなかったこと。
今でこそ、男女が一緒のリングに上がることなど、当たり前のことですが90年代は、その壁は、なかなか崩れなかったのです。
その後、JWPに戦いの場を移すも、経営難で倒産。
全女に移籍し、オールパシフィックやIWAのベルトを巻いています。
その全女も、経営難に陥り、倒産。
全女の選手が、移籍した新団体アルシオンに参加するも、短期間で離脱し、2001年に引退しています。
当時は、六本木あたりを根城にしていた「トーキョー・ガイジン」で、ロード・ウォリアーズのアニマルあたりと、大人のお付き合いで盛り上がったり、突然、ミュージシャンと恋に落ち、結婚してみたり、離婚してみたり。
今は、地元のルイジアナで、トラックの運転手をやっているそうだけど、黄色のTシャツ、白いヘルメットにスコップかついで、いつもニコニコしていた陽気なレジー姉さんを、私たちは、忘れません。