君たちは裏の世界でも有名な二人組の殺人鬼『葬儀屋』
腕のいい暗殺者でもあり、快楽殺人者でもある。 今日も君たちは殺しを請け負う。
今回の標的は通称『仕立屋』。
この残虐な同業者は様々な殺しの手法をとるが、哀れな被害者に対し、わざわざ一様に死に装束を”着付ける”ことからそう呼ばれている。
一筋縄ではいかない相手だろうが、君たちならばできるはずだ。
事前情報
【葬儀屋】
2年ほど前に組み始めた二人組の暗殺者。
組んだ理由は、納棺師が花添えを誘ったからという説が濃厚である。
それまでは花添えも納棺師も別々に暗殺者、もしくは快楽殺人者として名が通っていたが、花添えの殺しは派手で、足が付きやすいという欠点を抱えていて、たびたび追われることがあった。
しかし、二人が組み始めてからというもの、関わったと思しき事件は発見まで時間がかかり、現場の痕跡に乏しく、誰がやったか判別しにくいという厄介な性質がある。手厚く弔われるかのような事後処理から、君たちは“葬儀屋”と、呼ばれるようになったのだ。
【仕立屋】
葬儀屋と同時期に現れた暗殺者で、なわばりを共有しているようで、仕事は地理的に近い場所であることが多い。
標的を殺した後、死に装束を纏わせ、その装束が仕立てられたようにピッタリであることから、“仕立屋”と呼ばれている。
殺しの手法は様々、標的も一貫性に乏しく、葬儀屋の関係者も何人かが犠牲になっている。
構成員に手を出された裏組織が総力を挙げて追っているが、いまだに足取りすらつかめない謎多き人物である。
推奨技能:HO相応のものを
遊戯時間:4時間程度
遊戯人数:2人
事前準備
HOを確認した上でキャラメイクをお願いします。
HO、事前情報に矛盾しなければその他の設定は自由ですが、一応KPへの確認をお願いします。
HO1 ”花添え”
君は葬儀屋の片割れで殺しの実行犯だ。
君は吹き出るような出血を好む、出血性愛者だ。血の色を好み、そこに性的興奮を覚える。
君の作る死体が、いつも大輪の紅い花を咲かせていることから、君たちは標的に血の花を供える“花添え”と呼ばれるようになったのだ。
君は、納棺師に会う前から有名な殺し屋だった。
HO2 ”納棺師”
君は葬儀屋の片割れで殺しの隠蔽犯だ。
君は花添えの相棒であり、親友・もしくはとても親しい間柄である。
隠蔽と逃走が苦手な花添えのために、君が裏表問わず、追及の手を阻んでいる。
“花が添えられた遺体に触らせない”ことから、君は『納棺師』と呼ばれている。
君は情報屋の壬黒という人間と知り合いである。