以前高知の飲み屋さんで紹介してもらったお店がある。
そこしか知らないのでふらっと立ち寄った。看板が消えているのである。
案の定、お休みであった。

でも、今回の出張は2泊であるので諦めてホテルに戻った。
2日目、会食の後、何故か足がその方向に向かってしまう。

強力な引力に引きずられながら、練られるためと自分に言いきかせて
扉をあけた。

お客さんはおおぜいいた。たまたま横にすわってくれた方が、何と
原田知世さんによく似ている方であった。

自分は中学生の頃からファンであり、30年間想い続けてきた。
最近、「幸せのパン」という映画に出ている。

「早春物語」以来、映画館でみていない。
映画の宣伝でよくメディアにでてくるので頭の片隅に
想いがあったのであろう。

普段なら、店がお休みであれば、お会いすることが出来なかった。
でも、引力に引きずられて結果としてお会いすることができた。

30年想い続けると何かの拍子に出くわすのであると思った次第です。
会って話がしたいと無理なことでも思い続けることは大事なことである
と思いました。

今度はホンモノに会うと思うようにする。
本人には失礼であるが、しばし至福の時間を過ごすことができた。