ゲームと犯罪との因果関係について考えるにあたり、まず大前提として考えておかないといけない事柄があります。


「ニュートラルな立場であること。」


私は最近でこそゲームをすることはほとんどなくなりましたが、高校時代はテスト勉強そっちのけで、徹夜ゲームをしてしまうほどのゲーマー、いやゲームマニアでした。お小遣いをためることをゲーム購入で学び、順番を守ることの大切さを友達の家でゲームをしながら知り、世の中の不条理をドラクエとの抱き合わせて痛感させられてきました。基本的には、ゲーム愛なるもので満ちている人といっても過言ではありません(・・・結構ひどい目にあっているような気も・・・)


ということは、ゲームと犯罪との関係を考察するにあたって、すでにスタート時点で中立ではないということです。「ゲームが好き」→「ゲームが犯罪を助長するはずがない」→「そんなこといったら自分を否定することになる」・・・。結局、その考察を始めるには、常に中立の目で「ゲームはどの程度、犯罪に影響をあたえているのか?」を考えないといけないと思っています。


個人的には「ゲームが犯罪を抑止している部分もある」とは思っていますが、ここはあえて、中立的な立場で、事実からその関係性を考察してみたいと思います。


あなたも、個人的な意見を抜きにして、「ゲームと犯罪は関係ない!」と言い切れるでしょうか?


今後のゲーム業界を考える上で、とっても大事なテーマだと思います。