10月はロンドンのアートシーンの幕開け。

今日から開催されたのが、コンテンポラリーアートのフェア、FRIEZE ART FAIR.

ロンドンの主立ったギャラリーはもちろん、NYやパリを始め世界中のギャラリーが出展。

まさにコンテンポラリーアートの祭典です。

アンテイークデイーラーとして、日頃は古きものの世界に生きている私も、やはり時代の風を感じたく、

今日早速いって参りました。

コンテンポラリーアートの素っ頓狂さも含めた華やかさは、やはりアンテイークの世界にはないもので、とても楽しませてもらいました。

FRIEZE ART FAIRは、10月16日までです。

http://www.friezeartfair.com/
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kangxiです。

といっても、私たち日本人にはピンとこない。。

中国は清王朝、第4代皇帝、康煕帝の英訳なんですね。

この康煕帝は、それこそ清王朝の繁栄時代の皇帝で文化美術にも造詣が深く、故にこのkangxi時代の美術品は珍重される訳です。

康煕帝といえば,辞典を編纂したことでも有名ですね。(康熙字典)

で、このperfume bottleは、康煕帝時代のもの。

康煕帝の時代ってのは、1662-1722年くらいの間をいいます。

このボトルは、遠く中国からおそらく東インド会社の船でオランダに運ばれました。

それがわかるのが、瓶の口にはめ込まれたメタルです。

このメタルはオランダで施されたもの。

それにしても、17世紀に、このポーセラン白磁(カオリンを使った焼き物)は中国にしか存在していなかったはずで、ヨーロッパ人の憧れの的でありました。

その渇望感から、ドイツのマイセン工房が台頭してくる訳ですね。

ボトル一つからも世界史が見えてきます。
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お天気のロンドンです。
どうやら今週はずっと晴れマークです。
遅めの夏のような気候を、indian summerっていうのだそうですが、まさにこの天気のことなんですね。

さて、これは何だと思われますか?

中国の19世紀のものですが、どうやら水摘らしいのですね。
先っぽには穴があいていて水の注ぎ口となっています。

ご存知の通り、CHINESEはアンテイーク界でも大ブームを巻き起こしたまま2011年終えそうですね。
で、この赤土を使ったシリーズが、先頃のオークションでものすごい高値をつけました。

特にテイーポットは何万ポンドの高値だったそうです。

この水摘もそのお仲間。

現在GRAYSのショーケースにおいていますが、そのうちオークションに出品するかもしれません。
今日はGRAYSへいって参りました。

フェアのためにショーケースから何点か商品を移動したので、また何点か持ち帰ったり追加したりしてきました。

ショーケースを久しぶりにピカピカに磨きあげて、気分も爽快です。

1920年頃のジャパニーズレデイース、鉄製で、なんともスタイリッシュ。

置く方向でとてもイメージが変わってきます。

なんと、ショーケースにおいてからわずか、1時間もしないうちにSOLDになってしまいました。
昨日、無事にアンテイークフェア終了いたしました。

会場になったアレクサンドラ・パレスは、なにしろ家から車で10分くらいと近いので荷物の搬入など、楽で助かります。

昨日は天気も上々で、お友達や、前回知り合った日本美術のコレクターも遊びにきてくれたりと充実した一日となりました。

売り上げもおかげさまで、今後につなげられるくらいお客様に購入していただけたのでありがたいことです。

次回は11月、また出展する予定です。

今回は、ご縁があってイギリス人のアンテイーク・デイーラーの大御所の方にお手伝いいただきました。

やはり大先輩と一緒にフェアをさせていただくと、勉強になります。

これを機にまたがんばっていこうと思っております。

大変ご無沙汰しておりました。

PCがウイルスにやられてしまい、四苦八苦しておりました。

結局MACに変更。

恥ずかしながら、ロンドン地元のローカルニュースペーパーにわたくしの記事が掲載されました。

記事を書いてくれたのは、友人のJOHN.

GRAYSのBLOGにも載っております。

明日は、ロンドンアレクサンドラパレスのアンテイークフェアに出展いたします。

お近くの方はよろしかったらお出かけください。

http://grayspress.blogspot.com/





あっという間に年も開け、2011年ですね。

今年はうさぎ年。

うさぎのように、元気よく跳ね回る都市にしたいものです。

今年もGALLERY KUGAをどうぞよろしくお願いいたします。