こんにちは ラマルク です。
4月24日が 植物学の日
その時 お題を出しました。
植物の口はどこ、胃腸はどこ
その答えを云います。
答えは 葉です。
まず胃は
光合成をするところが相当すると思います。
葉緑素のあるところですよね。
二酸化炭素を分解・化合して有機物に変えます。
口は 気孔です。
そこから 二酸化炭素を吸収します。
あたり前の事です。
ただそれだけでしょうか。
そこから考えなければならないことがあります。
木の幹についてです。
私たちは幹が主で
葉が子のような感覚を持っていませんか。
幹が女王蜂で
葉が働き蜂という印象です。
しかし幹自体は初めから幹ではありません。
種子から栄養をもらって茎として発生します。
その後は葉から栄養をもらって幹に向かって成長します。
樹木の幹は幹で光合成をしません。
自分で呼吸しているわけでもありません。
葉から養分を供給されて生きているわけです。
幹は主なのか?
現実的に考えれば
幹は 執事 です。
葉が 主 と云うことです。
主のために 良い形に 枝を広げ
その分の分け前をもらう。
そして次世代の主のために冬を乗り越える。
生産性を持たないものが主ではないと思います。
そう考えれば
植物の分類は
葉の形が一番系統を表すと予想します。
幹を持つ物・持たない物あると思いますがその葉の形を選ぶ過程がまず重要になってくると思います。
幹に道管や師管が通ります。
但し植物にポンプはありません。
どのようにして水を吸い上げるのか。
一番現実的な考え方は
毛細管現象だと思います。
よく秋に気温7℃を下回ると
植物は色づきはじめると云われます。
気温7℃をどうやって知るかは解りません。
そこから水を吸い上げなくなるようになるようです。
でも考え方です。
水の性質。
気温7℃の時の水温が毛細管現象に関係してくると考えられます。
例えばお湯と水にタオルを付けていればお湯の方が
上まで早く登ってくるでしょう。
水分子の運動性
気化・蒸発・毛細管現象は水分子の性質が作り出しているはずです。
水温が低いから水が上がらない。
故に枯れ始めると云えるはずです。
心臓や肺 というポンプがない植物
光、気温、水温に反応している物質といえます。
動物たちが自発・環境対応型に比べれば
植物は半自発・環境順応型と云えるのかもしれません。
いくら毛細管現象でも高さ20メートル以上にまで水が簡単に登ってくるのか。
疑問ですよね。
そしてどうやって二酸化炭素を選んで吸うのか。
吸うという行為はできません。
触れるという行為だけです。
植物は少しでも多く二酸化炭素に触れるためにはどうすればいいか。
揺れることです。
植物は私たちが考えているより
風が好きだと思います。
台風のような強い風でも
全く無いよりはずっと良いはずです。
たくさん二酸化炭素に触れられるからです。
大気において二酸化炭素の存在比は5%もありません。
だから揺れやすい形を選択するのです。
葉で揺れるのか、枝で揺れるのか。
進化してきた環境が推理できるわけです。
そして高いところの葉は水分が満たされているのか。
これは二酸化炭素とひとくくりに考えた方がイイと推測します。
水蒸気は空気中のエアロゾン・チリやホコリを核に吸着していると云われます。
この判断は間違いです。水蒸気にチリがくっついただけです。
H2O
一番酸化しやすく、一番還元しやすい元素の化合物です。
極めて不安定な化合物です。
この不安定さが水の性質です。
水は大気に化合して水蒸気化しているのです。
2つの水素が大気中の酸素や二酸化炭素に結合しているのだと推測します。
そして二酸化炭素に触れると云うことは水蒸気も一緒に触れると云うことです。
葉は気孔からも水を飲めるわけです。
植物の進化・植物の陸上化は維管束中心で考えられています。
これは間違いです。植物は管で生きているわけではないのです。
口と胃です。まず生きるための原点から分類は考えられるべき者なのです。

