マクベス

 

お衣装とか、世界観とか、絶対ステキと思うんだけど、どうもストーリー展開的にワクワクできなかったのだけど、すごい好きな話だった!

 

ナゴヤ座的には、トゥーランドットに次ぐくらい。


マクベスであって、マクベスじゃない。

ナゴヤ座の特性に合うように、架空の国の物語になってて、でも、マクベス。

 

そもそも、私、マクベスって、ちゃんと読んだことあったかなあ。

 

ジュサブローさんのお衣装の玉三郎さんしか記憶になくて、考えてみれば、あれってマクベスじゃなくて、マクベス夫人だよね。あとは、原典購読。英語の副教材がシェークスピアだった。 


野心に燃えるマクベスが魔女と夫人にそそのかされて、悶々と苦しみ、森が動いて、帝王切開で生まれたから、女の股から生まれたんじゃないとかいうあげあしとりのような男に成敗される。


因果応報!

ほとんど、3人くらいで話しがまわってるのかなあと思ったら!


最初から、武将たちとの関わりを描いてくれてて、殺陣満載。いやいや、かっこいいでしょ❤️

三銃士みたーい💕💕💕


そして、蝦夷の姫。

このシチュエーションがワクワク💓

 

アテルイじゃないですか!

 

魔苦減須は、坂上田村麻呂。あの終わり方も切なかったけど、魔苦減須も辛かった。でも、決してハッピーエンドではないのに、なぜか、救われた気がした。


それから、蝦夷征伐の話も。

侵略か征伐か。

今の価値観で良し悪しを判断することはできないけれど、成敗を命じたダンカン王の息子に託した平和への想いに救われた。


だからこそ、よけい魔苦減須が悲しいんだけれども。


さて、細々と、私に見えたものメモ