よくやりましたよ。

手が届いたかもしれないのに
勝利の女神はスッとすり抜けて行ったので
本人達はかなり悔しいでしょうが

課題の洗い出しが出来たと考えれば
決して「負けただけ」の一戦では
無いと思います。

アメリカ戦の時もそうでしたが、
W杯の時の「守って守って」ではなく
攻めている時間は確実に増えています。
1年も経たないうちにチーム力は
一回り二回りも大きくなっている証拠です。
伸びしろはまだまだありまっせ。

監督はコメントする時は笑みを浮かべてましたが、
基本、上の空?
次の事を考えているようでした。

課題は佐々木監督や彼女達が解っています。

男子より期待してま~す
アメリカの調子がイマイチだったかも・・・ですが
昨年のW杯決勝よりは
遥かに戦えていたと思います。
あの時は、何とか食らい付いて追い付いて
PKに持ち込めましたから。
しかも今回は沢のアニキ抜きで。
大きな自信になりましたね。

前線からのプレスが効果的でした。
上手くボールを吐き出させたり、
絡め捕る事ができました。
その上で、中盤のイニシアチブを五分以上
コッチに引き寄せられた。
中盤を支配出来れば、
守備も陣形を崩さず前向きに行える。
前向きの守備が出来るから、プレスも効く。
自陣ゴールに向かって"追い掛けっこ"する
守備もしなくて済む。
U-23代表に見習って欲しいw

課題が無かった訳ではありません。
徒にクリアに逃げない姿勢は評価すべきですが、
時には大きくタッチラインに蹴り出しても
宜しいのでは?
高さや速さの純粋なフィジカル勝負になった時に
どう立ち向かうのか?
ドイツは中盤をすっ飛ばして守備陣の体力を
ジワジワと削ぐかもしれません。

まぁ監督でも評論家でもないんで
感想はここまで。

次のドイツ戦も楽しみ~。
ここしばらく、
男子は煮え切らない試合ばかりでしたから、
正直なでしこの方が上手に見えます。
特に右SBの近賀は上手いっ
宮間のアニキは、元鹿島(現神戸)の野沢拓也に
タイプがソックリだし。
(人名は敬称略)
各選考レースの日本人最高位で決めれば
川内、藤原、山本で決まりだし、
誰もが一番納得(スッキリ)するでしょうが、

変チクリンなプライドを持つ陸連は
実業団選手を一人は入れてくるかも。

個人的には、川内は選ばれて欲しいです。
タイム的には上記選手の中で若干見劣りしますが、
更なる可能性を感じます。

ただ、川内本人が
「もう選ばれないものと思っています」と
半ば敗北宣言しているので
そこが気掛かり。
他の誰かを蹴落とさないと
五輪には行けないのだから
少し位の野心は覗かせても良いのに・・・
それも彼らしい一面なのでしょうか?

川内を外したら
陸連は各方面からフルボッコですなw