キンレイのお水がいらないシリーズはよく食べていますがまだそれ程世間の認知度は高くない?

中でも家系ラーメンぽいのはいくつかありましたが、この横浜家系ラーメンは名前どうりのまさにキンレイ豚骨醤油の集大成と言える出来栄え!



作り方は簡単で、袋からだすとこんな状態なので中袋も剥がして(継ぎ目を押しながら引っ張るとバリッと破れる)そのまま鍋にいれ中火で8分待つだけ。


ちなみに開封前の袋の裏は中身が見えるスケルトン!! 海苔が個装されてるのが分かります。


私はこれに海苔と茹で卵を自前でトッピングしてご飯も用意し、スープに浸した海苔をご飯に巻いて食べてます。



見て貰えば分かると思いますが中太麺の完成度が冷凍麺ではありえないほど完璧です。

コシがあって程よいかみ心地。

しかしこのシリーズが何故ここまで美味しいのかについてはあまりネットでは語られてません。

しかし九州生まれで豚骨ラーメンには少しうるさい私は、初めて食べた瞬間にすぐ理解しました。


あ、これガラスープつかってる
(鍋で豚や鳥の骨から取っているスープ)



冷凍麺やカップ麺でも沢山の自称「豚骨ラーメン」はありますが私に言わせれば「豚骨ラーメン風」であり、全くもって別の食べ物。

粉スープにお湯を注ぐ形式のカップ麺では豚骨ラーメンは再現できないのだと思うし、正直カップ麺は食品というより駄菓子だと私は思っています。

分かる人は豚骨独特の風味のインスタントラーメン等は冷凍やカップ麺界には存在しないと知っています。

一時期、エースコックが豚骨独特のくさい匂いを再現した調味油付のカップ麺を販売していました。

味はよくある豚骨風インスタントラーメンでしたが匂いは中々の物で、開発担当の方は頑張ってるなぁ!と感心した覚えがあります。


でもあれから10数年、ついにガラスープを使ったラーメンが簡単に食べられる時代がキンレイさんによって実現したのです!


いやこれ本当に本当に凄い事なんですけど多分殆どの人はポカーン(カップ麺とんこつと何が違うの?麺が生なくらい?)だろうし、カップ麺とんこつ味食べて「やっぱ豚骨やな!」とか言ってそうで怖いw


ちなみにセブンイレブンの冨田監修豚ラーメンも恐らくガラスープを使っていると思います。美味いしトッピング無しでもボリュームがあるし、なによりもやしがうまい!! 麺はもう少しスープが多ければレンジ調理過程でうまく茹でられるのだが現状、硬さにムラがあります。まぁそれでも既存のレンチン麺とは比較にならない美味しさです。


とにかく日本人は凄くいい物をスルーして開発者のやる気を無くさせる事については天才なので、たかがラーメンであろうと良い物を見抜く力を身に付けてほしいものです。

皆さん、ガラスープですよ!


おしまい