数年前に、インドネシアへ旅行をした時の話です。 出発前に、海外旅行保険に加入しました。

 

海外では病院にかかった場合に医療費がとても高くかかる場合があると聞いていましたし、以前、知り合いがフランスへ旅行した際に急性の病気にかかり、緊急入院したけれど保険に入っていたので入院代を出してもらえたと聞いていたので、必ず保険はかけておこうと思っていました。 とはいえまさか、本当にこんなことになろうとは・・。 現地で友人宅を訪ねた時のこと。

 

インドネシアの道路は日本のようにきれいに整備されておらず、歩道の蓋のブロックもずれていたり穴が開いていることがあるのですが、娘がその穴に見事に落ちたのです。一目で骨折とわかるほど、手が曲がっておりました。 あわてて友人の車で病院へ向かいました。レントゲンをとると、やはり骨折。手術が必要だと言われたのですが、外科の先生が夜にならないと来ないと言われ、救急センターで夜まで待つことになりました。

 

海外での事故で、とにかく不安でしかたがなかったのですが、医療費だけは大丈夫だと思うと少し気持ちが落ち着きました。夜になりそのまま手術、数日間入院し、かかった費用は全部で40万円ほど・・・これが保険がなく自己負担だったらと思うと、本当にぞっとしました。現金の持ち合わせもないですし、ATMを使って日本から引き出すにしても、限度額を考えると引き出せたのかわかりませんから・・・。保険のおかげで、キャッシュレスで手続きをし、無事に退院して帰国することができました。

 

後から友人に聞いた話ですが、海外では日本のように人命救助を優先してすぐに治療してもらえるとは限らないそうです。高額の治療や手術をした後で、治療費が払えない患者だと病院側の赤字になるため、必ず治療費が払えることを確認するのが先だと言うのです。友人の知り合いのインドネシア人で、大きな企業である程度の地位にあるお金持ちの人だったのに、たまたま外出先で心臓の発作で倒れたときに軽装で保険のカードを持ち合わせていなかったために、運び込まれた病院ですぐに処置をしてもらえず亡くなった方があると教えられました。

 

そのため、保険は何かあったときに自分で意思表示ができなくても携帯していれば治療を受けられるという、命の保証のようなものなのだそうです。 幸いに我が子は迅速とはいえないまでも処置をしてもらえましたが、治療後の支払いの問題以上に、海外に行くときには命を保証するものとしても保険に入ることが必須だと感じた出来事でした。

 

参考サイト⇒学資保険とこども保険の違いをお金のプロが比較!実際どっちがいいの? | 学資保険の教科書【公式】