岳のブログ

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毎月毎度鬼のように出張を繰り返しております
各地の街並みや美味しい物を気まぐれに書いたりしたく、ブログを立ち上げました
写真もその都度のせちゃいますね!

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 最初にファンの話をすすめていこうと思う、ファンが彼と知り合ったのは、ファンが大学に入って間も無くだった、中国の学校の始まりは、欧米と同じく夏の終わりだ、上海的に言えばまだまだ残暑の色濃い時期である、ファンは、子供の頃から活発な子であったものの、男の子に対しては全く初心であったらしい、好きな子がいても何時も片思いで終わっていたらしい、しかし大学の入学が彼女を色んなことに積極的にしていたのかもしれない
 彼は彼で又堅物な男だったようだ、着るものはかまわず、何時も本を抱え難しい顔をしていたらしい、年はファンの二つ上で大学は、誰もが知る交通大学、専攻は薬学部だったようだ、彼は安徽省出身で上海からバスならば8時間もかかる所で育った
 余談だが、中国では、特別行政特区といい、北京、天津、重慶そして上海の4つの都市とそれ以外の省に生まれたかどうかでは、えらく色んな条件が違ってくる、例えば大学の入試においても省の者は市の住人よりもより優秀な成績でなければ入学できない、社会主義は平等を求める社会だと我々は思いがちだがこの日本に比べれば世界の社会主義国家はどの国も格差の激しい社会である

 ファンと彼はある日上海図書館の入り口で出会うことになる、その日彼はシンガポールから留学していた親友と図書館の入り口で口論になっていた、彼は論客だったらしい、内容は定かではないが兎に角親友が何も反論できないでいた、母国語でない論争は不利と思ったのか親友は途中から言葉を英語に切り替え反論しようとした、しかし彼はそれでも負けてなかったようである、最終的に親友は毒ずいたのである、『所詮君らはここしか知らないじゃないか?ある意味、中国は世界の田舎もんだよ』その時ファンが横を通りかかったのである、ファンはこの言葉に異常に反応した『?どういう意味?』彼らはさぞびっくりしたろう、いきなり知らない女の子が英語で喧嘩を売ってきたのである
 ラブストーリーの始まりにしては、穏やかでないが、こんなことでも出会になるのである、彼はこの珍客にこれまでの経緯を説明し興奮をおさめた、結局三人は彼の提案でお茶をすることになったらしい、堅物と言えどもファンの艶やかさはほおっておけなかったようだ、後にも先にも彼が女性にお茶など誘うことはなかったことをファンは今でも誇りにしている、彼にとって自分は、出会うべくして出会った人間なんだと信じてやまないのである
こうして彼女達は始まった
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