エージェントLINE。。。

 
 
「役員と民間委員会の協議ですが、レコンキスタの女性陣は既にトラウマになっており、恐怖を感じての会議の参加って、かなり無理強いすることになると思います。。。もちろんレコンキスタではない他の女性役員もおそらく怖がって参加できないのではないかと。」
 
「さて、先ずは全保護者宛に投票のお礼、そして選出はあくまでも「得票数を参考にしながら」で決定すると知らせる。そして立候補者には、自分がどの作文なのか(A〜E)と①氏名②生年月日③住所④職業(市との利害関係があるかどうかも含めて)を記載してサークルスクエアを通じて私に送るように伝えます。」
 
「確かに、得票数に差がないので『得票数を参考に』、というのは十分な理由になりますが、民間委員会はあくまでも得票数にこだわるんでしょうかね。」田澤参謀
 
「そこを先手うって既成事実化しておこうかなと思いますが。。。いかがでしょうか?」
 
「明日の緊急役員会で議論の課題となっているので、私は明日の確認を待ってから送るべきかなと思います。それでは間に合いませんか? 今送ると、味方の納得も得られず、荒れる気が…。」重森さん
 
「そこなんですよね。。。」
 
「どうしましょうかねえ。」重森さん
 
「味方は固めておいた方がいいですよ。なので明日の緊急役員会で議題にするとしても、考えや方向性だけでも事前にレコンキスタLINEでネゴしておいたらどうですか?」田澤参謀
 
「気にしてるのはそこなんですよね。役員さんの完全な同意をとっておきたいです。でも早めに保護者一斉送信して『投票結果は参考に』を既成事実化したいってのもあります。さて、どうしましょうか?」
 
「ここにきて、会長独断と思われるのは少しリスクかなと。これまではあの人らのちゃらんぽらんな動向が大義名分になって動けましたが、今はひと段落してますからね。」田澤参謀

「明日朝にでも、レコンキスタメンバーにネゴっておきましょうか?」
 
「内容は、①投票結果は参考に ②利害関係の有無を判断 ③結果によっては会長推薦で近田さんIN、…ていう当初プランで動きつつあるのですが、やり方を少しでも間違えると、会長独断ってことになって矛先がこっちに向いてくる気がします。投票選挙では既にこちらに軍配が上がっているので、ソフトランディングに持っていきたいところですね。あの人らが「得票数が絶対だ!」とゴリ押しで偏向な人を保護者選定委員に選んだとしても、私も保護者選定委員2名のうち一人になるので、実際の市の選定委員会での得点調整を私の方でプラス方向に持っていくことは可能ですからね。」重森さん
 
「ですね。重森さんが実際の役所での選定委員会で 調整してくれると思えば、もう一人は誰でも良さそうですね。」
 
「レコンキスタに事前報告すれば『投票結果は参考に』に同意してくれると思いますので、あとは保護者に『投票結果は参考』の一斉送信メールするタイミングですね。明日の役員会でのバランス関係だけです。」重森さん

「今のうちにレコンキスタメンバーにネゴし、明日早朝に保護者一斉送信、がいいと思います、時間が時間だけに。」田澤参謀
 
「では、まずはレコンキスタ対応ですね。既に田島さんは私に一任。吉田さん、鈴本さんは大丈夫かと。あとは宮田さんと田端さん対応ですね。私は(吉田、鈴本、田島)対応。高森さんは(宮田、田端)にそれぞれネゴってオッケーもらっておきましょう。いいですか?」
 
「一斉送信するメール内容を先ず見て納得してもらうってことですよね。『役員会で選出方法に関して揉めることを想定し、先じて既成事実を作るという狙いで午前中に一斉送信する予定でいるが、どう思うか?』を私は、宮田さんと田端さんに聞いておきます。」重森さん
 
「私は、個別にレコンキスタ以外の役員さん(安藤、上坂、若田、芹沢)にも連絡しておきます。」
 
「宮田さんと田端さんに個別連絡しておきました。明日朝に反応があると思います。もう実際の勝負は勝っているので、私自身はかなり気楽ではありますよ。」重森さん
 
「ですね。あと。。。今思えば、やっぱりあの人ら。。。票の操作してませんか? 薄らとそう思えるんですよねえ。」
 
「その可能性は否定しませんが、根拠は?」田澤参謀
 
「わざと当初私が言っていた『ドンくりの背比べ』に票の操作をして、ビミョーに重森さんをトップ当選させたんじゃないかと。」
 
民間委員会からの候補者が一位だと怪しいと思われるから?ですか。」田澤参謀
 
「そうですね。妥協して2位に本命を入れたと思います。」
 
「仮にこっちに花もたせたとしたら、それはそれで受け取っておきましょう。それこそ、田村さんの立場だと票の確認できるんじゃないですか?」田澤参謀
 
「もう今更できないようにしていると思いますよ。1つしか○してない票のもう一つに○って後からでもできますしね。」
 
「最後に一気に投票箱を開けるのではなく、都度用紙を集めてる感じでしたからね。」田澤参謀
 
「こんな不自然な選挙ですから、やっぱり「参考程度」にならざるを得ないですね。」
 
 
そして翌朝。。。
 
 
「田端さんからも我々の方向性に関して了解もらえました。」重森さん
 
「私の方でも、鈴本さん、吉田さん、田島さんもオッケーです。 個別対応で他役員さん達もオッケーくれましたよ。」
 
「ただ…宮田さんからは、前提として利害関係で民間委員会からの候補者全員が仕方なくNGになった上で、近田IN(会長推薦)なら父母にも民間委員会にも説得力あるが、少しでも誘導している感を悟られないような内容にしてくださいとのことです。」重森さん
 
「わかりました。さすが宮田さん、意見ありがたいです。」
 
 
(続く)