P O P S × D O N' T × C R Y

“Not oldies but goodies”


テーマ:
実の父親が死にました。
死にました、というか死んでいたことがわかりました。
検死の結果12/31に脳出血で逝ったそう。
いわゆる孤独死です。
15日の夕方、神戸に出発する前に下北沢の美容院で髪を整えてもらってました。ここ半年ぐらい1000円カットだったり前髪は自分で切ったりしてたので新年ライブハウス一発目はカッコ良く整えてもらってからやりたくて、いつも切ってもらってるお店に駆け込みで行ってました。
ポケットの中でやたらケータイが鳴るので髪切り終わってから見てみると母と姉から着信。
母とは電話なんて何年もしてないので『ただ事じゃないっぽいな』と心の準備をしつつ姉に折り返し電話をすると『楽、落ち着いて聞いてね』という前置きの後に父の訃報を知らされました。
人生において父と一緒に過ごした時間があまりに短いのと、一緒に暮らさなくなってからの年月があまりに長いのと、複雑な家庭の背景もあり、悲しいという感情はほとんど湧きませんでした。

姉からの電話を切った後はしばらく動揺で手が震えていたけど電車に乗ったらすぐ落ち着き家に帰り、神戸行きの荷物を10分でまとめて家を出る前に玄関でタバコを1本だけ吸った。吸い終わって、吸い殻で山盛りになった灰皿の真ん中にギュッと押しつけたらお線香みたいにまっすぐ立った。
最後の煙が消える直前に思わず手を合わせた。
そんぐらいの父親だった。
最後に会ったのは僕が無事に(一年留年したものの)早稲田大学を卒業した時、すごく喜んでくれてお祝いをしてくれた。2人で四谷あたりでけっこう飲んだ気がする。
僕が意外と酒飲みなのを知って驚いてたっけ。
もう7年くらい前になる。
その数年後に偶然四谷の100円ローソンで父を見つけ(父はこっちに気付いてなかった)、その老いた寂しそうな背中を見てたら悲しくなってきて声をかけることができず、ローソンの外のガードレールに腰掛けて父の姿をずっと見ていた。
店から出てとぼとぼ歩く父を苦しい想いで見つめながら、姿が見えなくなるまで眺めていた。
その後連絡を取るのもなんか心苦しくなってしまい、結局それが最後の姿になった。
父が40過ぎてからの息子なので父はかなり高齢で、かつ独り暮らしだからいつも心の片隅で心配はしていた。
『元気かな、会いにいかなきゃな』という気持ちを先延ばしにしてはいけない、ということをまた学んだ。
もう少し僕が大人になるまで、色んな過去を水に流せるくらい大人になるまで長生きしてもらって、普通に父と子として語ったりしてみたかったな、と思う。
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