今回も久しぶりの投稿。
先々週の土日にあった出来事を書きます。だいぶリアルタイムからずれてきた…。
先週の土日は、先々週に訪れた「カパリーシュウォーアー・テンプル」とは別の、「パルタサラティ寺院」というヒンドゥー教寺院を訪問。自宅からはUberで30~40分くらいと中々の距離。
場所はこちら。「カパリーシュウォーアー・テンプル」よりも北側に位置している。
やはりここの寺院でも、履物を脱いで、参拝する必要がある。入り口の前に脱ぎ捨ててもいいが、盗まれる心配もあるため、やはり預けることに。今回は履物係のおばさんが、私の靴を下駄箱に入れてくれた。
寺院の外観はこんな感じ。ヒンドゥー教の寺院はやはり外観が派手。
寺院入り口にはお供え物屋さんが軒を連ねている。
寺院の内部については、写真撮影不可であったため、寺院の写真はこの1枚のみ。
記念写真を撮っている人も多かった「カパリーシュウォーアー・テンプル」と比べ、こちらの寺院内部は、何となく厳かな雰囲気が漂っていた。この「パルタサラティ寺院」には、ガイドの人もおらず、観光地というよりは、ヒンドゥー教徒の人たちのための、厳粛な祈りの場という要素が強いのかもしれない。
寺院参拝後は、下足所で靴を回収。今回も100ルピーを要求されたが、10ルピーのみで退散してきた。
その後は、寺院から徒歩で海沿いへ。
近くに、「ヴィヴェーカーナンダ・ハウス」という博物館があったため、何となく見学してみることに。
場所はこちら。「パルタサラティ寺院」から、海岸の方へ行き、少し南下したところにある。
「ヴィヴェーカーナンダ」というのはインドの有名な宗教活動家の名前。
Wikipediaによると、ヴィヴェーカーナンダは、ヒンドゥー教の改革運動を行い、当初、どんな宗教なのか、ほとんど理解していなかった諸外国に対し、ヒンドゥー教を広く広めた人物とのこと。インド人のナショナリズムの高揚を後押しし、後の独立運動にも影響を与えた人だそうだ。
「ヴィヴェーカーナンダ」(2023年6月6日(火) 21:42 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』
とにかくインド人にとって、重要な人らしい。
博物館の外観。立派な建物で、きれいな庭もある。
博物館の入り口には、小学生くらいの子ども達がたくさん座って待機していた。
恐らく、学校の社会科実習か何かで、ここを訪れているのだろう。
この人が、ヴィヴェーカーナンダさん。入り口の前の像。
館内にも人形が。
この博物館は、昔は氷の貯蔵庫だったようで、当時の氷の保存方法も展示されている。
暑いチェンナイで氷を保存するのは大変だったろうな…。
壁には、色々なヒンドゥーの教えをイラスト付きでかかれている。
そして、写真は撮り損ねたのだが、この博物館の最大の見所は、ヒンドゥーの教えについての映画上映。
しかも、これがただの映画ではなく、何と4Dなのだ。小さな上映室の椅子が、演出に合わせ、動いたり、煙が出てきたりとかなり本格的!社会科実習の子ども達も見ていたが、椅子が動いたり、煙が出たりする度に、子ども達は大喜び。
映画の内容自体はよくわからなかったが、子ども達の反応を見ているだけでも面白かった。
この博物館、期待していなかった分、4Dの映画上映があったりと、予想以上に面白い部分もあった。子ども達以外にはお客さんもいなくて、静かに見学できたし、チェンナイの穴場観光スポットかもしれない。
さて、博物館見学後はお昼時。その前の週に引き続き、今週もフィッシュカレーを食べに行こう。
人から聞いた話だが、今回のお店はかなり有名なお店らしい。
「NAIR Mess」というお店で、ミールスの名店とのこと。
場所はこちら。
トリプリケインというエリアにある。
裏路地にあるので、少々わかりずらいかも。
店内は空いていて、清潔。
今回頼んだのは、フィッシュカレーのミールスとフィッシュフライ。
このミールス、フィッシュカレー自体が美味しいのはもちろん、特に、単品で頼んだフィッシュフライがとても美味しかった。
魚は熱々で、味付けもそこまでスパイスが効いていなくて、日本人も好きな味だ。
ミールスのご飯やカレーはお代わり自由だが、今回もご飯を大盛り2杯とカレーも全種類2杯ずつくらい食べてしまった。
ふー、食べすぎたけど、大満足。その分、お会計も500ルピー弱(1000円弱)とインドにしてはかなり高い値段になってしまった。
少し節約しないとな…。
そんなこんなで、休日は、フィッシュカレーを堪能し、大満足だったのだが、家ではちょっとした事件が…。
実は、先々週の金曜日頃から、毎朝起きると、家のトイレの便器や床の上に黒い小さな団子状の物体がいくつか落ちている日が続いていた。最初はゴミかなと思ったが、ゴミにしては、変な感じ。
金曜土曜と発見する日々が続き、日曜日の朝。この日もトイレに行くと、やはり黒い物体が落ちている。
さすがに何か変だ…。もしかして、Gから始まるあいつの卵かフンかも…。
Googleで検索をかけた瞬間、うちに落ちているのと同じ、黒い物体の画像がたくさん出てきた。その瞬間、一気に鳥肌が立ったのは言うまでもない。どうやら、うちにあるのは、ゴキブリの卵かフンのいずれかのようだ。
もしかしたら、深夜にトイレの窓から侵入してきて、卵やフンを残していっているのかも…。
休日の朝だというのに、一気にテンションが下がったが、放置していたら、大変なことになる。特に卵だったら、孵化する前に、駆除しなくては。慌てて、まずは、目に見えるすべての黒い物体を駆除。トイレはシャワー室と一緒になっているため、ブラシを買ってきて、シャワー室も大掃除。
うん、これでだいぶシャワー室もトイレもきれいになったな。後は、最大の問題である、シャワー室の窓を封鎖しなくては。
実は、シャワー室の窓は、格子状になっていて、閉まらないようになっているのだ。ここを何とかして閉じない限り、ゴキブリはいくらでも入ってきてしまう。
そこで、講じた対策がこれ。
日本から洗濯ネットを持って来ていたので、それを切って広げて、カバー代わりに。
ガムテープで窓に貼り付ければ完成!これで、ゴキブリも入って来られない…はず。
幸いにも、この対策後は、ゴキブリの卵やフンは発見されず。
窓を覆ったとはいえ、シャワー室は湿気がたまりやすいので、定期的に掃除し、今後もゴキブリが入って来ないように、万全の対策を取ろうと心に誓ったのだった。