こんばんは、Deffic IMMF盛岡ブランチ門下生のMです。

 

 

台風の被害は僕が想像するより大きく、沢山の人々の生活を変えてしまいました。

被害に遭われた皆様の1日も早い復旧と日常を取り戻せる事をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

先週木曜日の直伝稽古は実に深い内容の稽古でした。

 

ストレートリードを打つ時、リアクロスを打つ時など。間合いを意識して打ってただろうか?意識していてもそれが適正な位置だったか?

 

打撃を深く打ち込む事や重く打ち込む事、早く打ち込む事。打ち込む意識に比重を置いていたのではないか?

 

分かっているようで分かっていなかった事を改めて確認する稽古でした。

 

その一つで、意識づけの練習として練習用のナイフを使い、相手のモーションを見極めて相手のナイフが来る前に先にナイフを出していく練習をしました。ナイフを出したとしても逆に刺されないように出していくのです。

打つ意識が強すぎてモーションを読まれると相手に先にナイフを出されて刺されてしまいます。ノーモーションの姿勢から相手より先に出していきます。

 

これはストレートリードの姿勢に繋がります。

 

ノーモーションから打ち込む事で相手のドロップシフトを打ち込まれる前に打撃を打ち込む事もできます。

また、打撃は深すぎても浅すぎてもダメで、拳一つ分を打ち込む適正な踏み込み位置を理解する。そして身体が突っ込みすぎると相手にパリーで躱されフックパンチを打たれた際にヒットしてしまいます。

 

ストレートリードから離脱してリアクロスなどでの反撃はSDAの基本ですが、漠然と行っているのとこの距離感を掴んでいるのとでは大いに違うものがあります。

 

 

アングルアタックの距離感の理解ではショベルフックの適正な位置と骨格の姿勢の取り方を例に練習する事で学んでいきます。

相手の軌道からどれくらいズラすか?など色々な工夫から指導いただきました。

そして踏み込みの姿勢や打撃を打ち込む一連の流れがスネイクやフィギアエイトが絡んできます。ここがとても面白いところです。この流れがスムーズにいくとABCがすごく流動的で無駄なくできます

 

距離感と間合い、余計な脱力姿勢などを踏まえると相手のストレートリードに対して、ドロップシフトで対応するなどのABDの技法も滑らかなになって来るでしょうね

 

間合いと脱力、骨格姿勢、コアドライブ。

 

全てがバランスよく行われた時に打撃力として強くとても威力が発揮されると思います。

 

 

 

こうした練習は人間の潜在能力の引き出しの様にも感じます。

自分自身の身体に問いかける事が多く、骨格を組み立てる感覚を養うこと距離感や空間把握など。

Defficの稽古は実に奥が深いと感じます