New York Loves Me
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初体験。

 初めての体験をする時っていうのは、ものすごい快感だ。
(初めての体験=「初体験」って書こうと思ったけど、この言葉ってなんだか・・・ということで、純朴っ子はその言葉を避けさせていだだきます★)その快感は幼い頃に初めてピアノを弾いてみた時の喜びに似ている。未知の世界に足を踏み入れる不安と、今まで未知だった世界、想像だけでしかその感触を味わえなかった世界に、今実際自分がいるという喜び。

 22年間生きてきて、初めての海外。飛行機に乗るのだって、修学旅行で北海道に行った時と、某ANAの「特割」期間に新幹線よりも安くて楽だからという理由で東京から大阪に帰ってきた時以来だ。東京から大阪に帰る飛行機には甘い(今となってはほろ苦い??)思い出があったけどそれももう昔の話。

 あたしはたった一人で飛行機に乗っているのだ。

 といっても、大学生協で申し込んだ「アクティブアメリカ体験ツアー」みたいなプログラムなんだけど。そのパックは航空費、語学学校の授業料、ホームステイ料コミコミ3週間40万円ちょいっていう、まさに「初めて旅行をするあなたにオススメ!!(どうせ初めての海外なんて不安でしょ~~?だったらこんな便利なツアーがあるよ~ほら、そこのあんた、その年で海外行ったこともないなんて、どうすんの?)」的なパックだった。
海外に行こうと思った理由。「異国文化に触れてみたかったから。」なんて賢そうな理由では無い。
大学3年になり、「今までの3年間あたしって何をしてきたん?サークルもやめちゃったし、バイトも地元のコンビニで細々やってるだけ(しかも時給705円)。なんにもないやん!秋から就職活動が始まるっていうのに、海外のひとつも行ったこと無いなんて、話すネタも無いし、TOEICとか点数欲しいとか言っときながら、本当に英語喋ってる外国人なんてNO○Aでしか見たことないやん!!」ていうのが本当の理由。
 
 NYに決めたのも、「NYはアートの中心地だし(わたくし、一応芸術学専攻。)移民も多いし・・・」ではなくて、(その理由も一理あるよ。もちろん。)
 単純に「都会が好きだから。都会はやっぱりエキサイティングだ。なんてワクワクするんだ!世界一の都会に行けるなんて!!」というなんともアホな理由だ。もちろんNYとかカッコイイ外人さんが見れそうっていう理由もあるけど。


 飛行機に乗る前は、あ~もしアメリカに行く途中に墜落したらどうしよう、あ、でも飛行機事故なんて何十年に一回しかないしな、毎日頭上に何機も何機も飛行機通り過ぎてるの見るしな、あの何機もの飛行機が全部無事に飛んでいってるねんから、大丈夫よな、落ちへんよな。なんてことをずっと考えていた。飛行機初心者っぽいでしょ。

フライト時間は関空からデトロイトまで約12時間。デトロイトで乗り換えてNYラ・ガーディアまで約2時間の長旅だ。国内旅行すらほとんどしたこと無かったあたしには結構キツイ。フライトアテンダントの喋る英語ですらびびった。

「Would you like something to drink?」
「オ、オゥレンジジュ~~スプリィィ~ズ」 こんなレベルだった・・・情けない。
日本で某うさぎさん英会話スクールで会話の練習していたのなんて全く意味をなさなかったのではないかと思うくらい。完全に「外国の雰囲気」に飲み込まれてしまった。


 飛行機の中ですらこのようなびびりよう。
けれど、こうやって見ず知らずの世界に踏み込む不安も、この不安を今こうやって体験できているということがなんだか嬉しかった。

 こういう瞬間って案外悪いもんでもないな。



PHOTO:TIMES SQUARE 初めて見たときは「うわ~これ新年のカウントダウンの場所や~~うわ~カップラーメンやー日清すげぇ!!」とか思った。ここはいつでも人ごみ。あたしが行った時期は9.11に近かったので、警察がいっぱいいた。ちなみに、なぜか馬に乗った警察もいた。