子どもを喜ばせることを甘やかすという。
物で甘やかすのは簡単で便利だが安易なやり方だ。
甘やかせれば子どもの幸福感は増すがレベルを上げてしまうと
それ以下では幸福感を感じない子どもを作ることになる。
美味しいお茶を飲みつけると安物では不満が出てくるようなものだ。
物を介して人を喜ばせるのは良いことでは無い。
金持ちが貧乏人を馬鹿にするのは物で幸福感を味わうのが当たり前に
なっているから、物以外では幸福になれなくなる。
これは食べ物も同じ、簡単便利安価に手に入るものほど毒が強い。
もちろん腐らない食べ物は毒のかたまりだ。
ハレの日はご馳走を食い、ケの日は質素な食事をする。
毎日の質素な料理がご馳走の幸福感を高める、
ご馳走が毎日になるほど幸福から遠くなるばかりだ。
食事は必要なものが十分足りてれば良い。
簡単便利な料理を食べることは健康から遠くなるということだ。
食事だって愛だ、
簡単便利な料理は健康だけでなく愛からも遠くなるということだ。
ご馳走だって安心安全健康にために食材を求め駆け回るということだ。
物欲しさに金を欲しがる、
金欲しさに頑張るというのは金の奴隷になっちゃうということだ。
幸福は愛と安心安全が支えるんだ。
昔は金を持てば持つほど幸せから遠ざかると云われた、
質素こそが幸せに至る近道だよ。
天皇さまが贅沢してるという馬鹿が居る、
質素こそが天皇さまの身上だよ。
昔の人はみんな知ってた。