携帯の画面に表示された時計を見る。真っ暗な部屋に、画面の光が反射する。時計は深夜1時を指していた。
「眠れない」
ボソッと呟いたその言葉は、暗闇の中へ静かに消えてゆく。
「はぁ」
ため息をつき、寝返りをうつ。
どうせ今夜も眠れない。このまま朝を待つしかないのだろう。
そんなことを考えて、2度目のため息をつく。
「はぁ」
眠れない原因は分かっている。夕方から夜にかけて睡眠を取っているからだ。そこからまた活動して寝ようとしても眠れるはずがない。
何をやっているんだか。こんなことではいずれ体調を崩してしまう。
「しょうがない」
また呟いては寝返りをうち、毛布をより深くかぶる。
目を閉じてじっとしておくしかない。
隣で聞こえる寝息を聞きながら、私は静かに目を閉じた。