学研CAIスクールLepton・AIC横浜東戸塚校・横浜戸塚校
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教室の新聞を作成しました

 

 

学研CAIスクール横浜東戸塚校

学研CAIスクール横浜戸塚校

 

両方の教室の情報をまとめた新聞を作成しました。

 

今回は主に小学生の様子を扱った内容になっています。

 

お時間のございます時にお読みいただければ幸いです。

 

それでは皆様

 

よいお年をお迎えください

 

 

 

 

国語の授業

国語はすべての教科の基本であると言われています。そして、文部科学省によれば、これからの時代に求められている「国語力」とは、

 

①考える力、感じる力、想像する力、表す力から成る、言語を中心とした情報を処理・操作する領域

 

②考える力や、表す力などを支え、その基盤となる「国語の知識」や「教養・価値観・感性等」の領域

 

この2つの領域に大きく分けられるようです。

 

 

「国語力って何だろう……」

 

10年ほど前に『舟を編む』という辞書編纂の物語がありましたが、「国語力」という漠然としたものを考えているうちに船を漕いでしまいました。

 

当教室の国語担当の講師に「国語力って何でしょうか?」と質問してみたところ、「飯のタネ」という答えが返ってきました。本を(30冊ほど)書いて生計を立てていたので「確かに……」といった感じです。私としては「論理的思考に基づく分析および体系化」かなと思いましたが、抽象的すぎてよく分からないですね。

 

「国語力」は広すぎて言い表すことは難しいですが、国語力の判定は作文を書いてもらえばすぐに分かるというのは講師間の共通認識なのではないかなと思います。

 

さて、当教室の国語の授業ですが、基本的には学校準拠のテキストを用いて進めていきます。

 

 
少し余裕が出てきたら、学校準拠ではないテキストを進めていきます。初見の問題を解くことでテストにも慣れていきますし、設問レベルを順序立てて何段階も難しくしていけます。単純に量をこなすという意味でも有用です。
 
使用するテキストは講師によって異なります。私は文理のテキストを好む傾向にありますが、私立小が採用することが多い教育開発の『新小問』も良いと思います。
 
【読解】
特に問題がなければ「量」を多くこなせば良いと思います。躓くことが多ければ、一緒に問題文を読みながら、その都度そこに書かれていることについて対話をしながら進めていきます。「この言葉はどういう意味かな?」
「その言葉は誰が言ってるの?」
「何故そんなことを言うの?」
「具体的に言うとどういうこと?」
という感じです。
そうすることによって、語彙でひっかかっているのか、あるいは表現方法が難しくて理解できていないのか等々、いろいろなことが見えてきます。意外と多いのは、単純に文章が読めていないことです。その場合は他の科目の教科書も読めていないので要注意です。
 
 
読解が得意になってきたら、受験するしないに関わらず、中学受験向けのテキストを解いていきます。
 
【作文】
授業中に作文を書くこともあります。ご家庭の要望によっては、毎回作文の練習をするケースもあります。低学年には少し難しいと思いますが、3・4年生くらいになれば、各種テキストを用いて練習していくことができます。下記テキストは初学者には良いと思います。
 
 
作文に関しては、とっつきにくいと感じている子が多いです。その場合は、好きなジャンルで挑戦してもらいます。野球が好きなら野球、サッカーが好きならサッカー、漫画が好きなら漫画を題材にすることで、お互いに会話も弾みますし、楽しんで書くことが出来ます。そうして少しずつ「書くこと」に慣れていきます。
 
 

作文を書くことに慣れてきたら、公立中高一貫校の作文対策問題を解いたり、コンクールに出展したりします。

 

・多読

・他筆

・対話

・論理力

この4つがキーワードになります。

 

「対話」が「ディベート」の要素も含んで深化してくると目標達成です。