身も心も光輝くオーラを纏い、満たされた幸せを感じませんか?
豊かな心で生きるマインドがあれば、あなたはすべてを手にすることが出来ますよ。
あなたの幸せはあなたが決める。
あなたは自分らしく輝いて、そしてただ愛されるだけ。

 

 

こんばんは

青山ショウダイです。

 

 

 

兵庫県立美術館で開催されている

 

「印象派からその先へ 世界に誇る吉野石膏コレクション展」に足を運んできました。

https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1906/index.html

 

 

 

19世紀〜20世紀フランスの近代絵画を中心に展示されていました。

 

 

 

ルノワールが描く吸い込まれそうな瞳、

 

 

 

シスレーの光り輝く豊かな色彩、

 

 

 

ゴッホの描く、狂気じみた力強さ。

 

 

 

それぞれの絵画からは、いろんな想いが伝わってきました。

 

 

 

でも、今回、特にわたしが印象に残ったのは、シャガールの描く、「常識や思い込みって一体なんの役に立つの?」といった独創性でした。

 

 

 

 

私は、今までシャガールの絵がそんなに好きではなかったのですが、

 

 

 

絵画を見る自分の心が何を感じているか、で、絵画から感じる印象や想いは違ってくるんだな〜といった驚きがありました。

 

 

 

 

今日は、シャガールの一枚の絵から ”今の私” が感じた想いに、宜しければ少しだけお付き合いください。

 

 

 

シャガールの絵画が私に教えてくれたこと
 

 

 

思い込みをなるべく外して生きていると思っていた私は、このシャガールの『逆さ世界のバイオリン弾き』の絵に、ハッとさせられました。

 

 

 

まだまだ、私は思い込みで生きていると。

 

 

 

逆さ世界のバイオリン弾き    マルク・シャガール

 

 

この絵をよく見ると、建物や花瓶が逆さまになっている世界にバイオリン弾きが座っているのがわかりますか?

 

 

 

この絵を見て私は、ひっくり返っているのは花瓶や世界であると一瞬にして思いこんでしまったので、どうしてひっくり返った世界の上に、バイオリン弾きが座っているのだろう?

 

 

 

なぜ???

 

 

 

って考え込んでしまったんです。

 

 

 

でも本当は、逆さまになっているのはバイオリン弾きの方かもしれないんですよね。

 

 

 

どっちが逆さであってもいいんです。

(これは私の解釈ですが 笑)

 

 

 

だけど、私は立ってこの絵を見たので、シャガールは逆さの世界にどんな想いを投じたのだろう?cと考えてしまったわけです。

 

 

 

 

いやいや、世界や花瓶が逆だろう〜?

 

 

と言われたら、それでいいんですよね。

 

 

 

いやいや、人が逆さまになる方が簡単だから、バイオリン弾きが逆さまだろう?

 

 

 

なら、それでもいいんです。笑

 

 

 

 

自分がこの絵から何を感じるか。

 

 

自分がこの絵をどう見るか。

 

 

自分がこの絵をどう思うのか。

 

 

 

つまり、どう思おうと、それでいいということ。

 

 

 

そこに、なぜ????は、いらないということ。

 

 

 

世界はそれでいいんだということ。

 

 

 

 

本当は、この絵には政治的な背景が反映されています。

 

 

 

シャガールが離れた故郷でもあるソビエト連邦の色(赤色)が反転している、

 

 

 

つまり、ソビエト連邦が今は正常な状態ではなくなってしまっているということを表現しています。

 

 

 

そして、バイオリンをイメージしていると言われているシャガール本人ですが、幸せそうな表情で描かれていますよね。

 

 

 

この絵を描いた時代の彼が、いかに幸せな日々を過ごしていたか、ということですね。

 

 

 

絵画や音楽というものは、作曲家や画家がどんな想いを込めて創りあげたのか、ということよりも

 

 

 

その絵画や音楽を通して、それを見聞きした人が何を感じるかが全てだと思ったんです。

 

 

 

 

 

 

あなたが〇〇と感じたら、他の人がそう?私は△△と感じたわ、と言う

 

 

どっちもそれでいいんですよね。

 

 

 

私は〇〇と感じたけど、あなたは△△と感じたのね〜!なるほどね!そう言われればそうね。それもアリよね!

 

 

それでいいんです。

 

 

 

だって正解なんてどこにもないから。

 

 

 

そんな考えから、人間関係において、自分が表現したことで相手に誤解を与えたとしたら、

 

 

 

私は今まで、冷たいようですが、

 

 

 

「私はこう思う。あなたはそう思うのね?どっちもそれでいいじゃない?想いが違うなら仕方ないよね。」

 

 

 

と、全てを受け入れているようで、全く相手の気持ちや考えを拒絶していたと気づきました。

 

 

 

もちろん、基本的な考えは、

 

 

 

私も、あなたも、それでいい。

 

 

 

と思っていることには変わりないのですが、

 

 

 

もし大切な人と意見が違ったならば、相手ときちんと話し合って相手の想いを理解しようとすることも大切だと思えました。

 


 

シャガールの奇想天外な絵の数々から、いかに自分の思い込みが正しきことの狭い世界で生きているかを思い知らされ、

 

 

 

そして、自分が受け入れているようで、全く相手の気持ちを受け入れていない心の狭さに気づきました。

 

 

 

その気づきの直後に、私には大切なものが見つかりました。

 

 

 

大切なことに気づきました。

 

 

 

人を受け入れようとする心は、頑なな人の心も絆すのだということに・・・

 

 

 

皆さんにも、何かふとしたことの中に、大切なものに気づいていける日常がありますように・・・

 

 

 

*・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

 

 

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