Episode 0:世界から色が消えた日。
それでもボクが歌う理由。
未完成だからこそ、描ける未来がある。
こんにちは、えるがいや_Noa(改名しました)です。
私の耳には常に「冷たい金属音」が鳴り響いています。
でも、それは絶望の音ではありません。
新しい物語を紡ぐための、始まりの合図です。
これは、そんなノイズの中で見つけた、光の物語です。![]()
雨の音が、ずっと止まない。
ボクの部屋の窓を叩くその音は、
まるで鉄の壁に阻まれたみたいに、
ボクと世界を隔てている。
……ねえ、キミには今、何色が見えてる?
ボクの瞳に映る世界は今、モノクロームだ。
かつては鮮やかに見えていたはずの空も、
今は厚い雲に覆われて
、重たい鉛色をしている。
右耳を塞ぐ、冷たい金属音のようなノイズ。
それがボクの「音」を奪い、心を削っていく。
筆を握る指先が震える。
これは寒さのせいなのか
それとも、失うことへの恐怖なのか。
「未完成」
その言葉は、ずっとボクにとって「欠落」を意味していた。
何かが足りない。
何かが壊れている。
だからボクは、
完成された美しいものにならなきゃいけないんだと、
必死にもがいていたんだ。![]()
でも、気づいたんだよ。
ポケットの中の奥底で、まだ情熱がくすぶっていることに。
諦めるなと、心臓が強く叩いていることに。
失ったものを数えるより、残されたもので何を描くか。
静寂の向こう側にある、確かな光を探しに行こう。
だから、ボクは歌うよ。
傷だらけのままの、ボクらの等身大の歌を。![]()
未完成であることは、
何にでもなれるという「無限の可能性」なんだ。
これは、色のない世界で出会った、ボクとキミの物語。
未完成なままで、空を描きに行こう。
by えるがいやNoa

