成虫体長８㎜内外。別名ナンキンムシ。シラミと名が付くがカメムシの仲間で、特有な臭いがある。家具の隙間や壁クロスの剥がれ目などに潜み、夜間吸血にはい出てくる。
近年、国外のホテルで発生が流行しており、旅行者により移動していると考えられる。
もし冬場なのに蚊に刺されたような痒みがあり、しかも相当ひどい痒みが続くようなら、このトコジラミを疑ってみてください。
ナンキンムシ（南京虫）という名前からも想像がつきますが、中国・その他アジア地域で多く生息しており、日本でも最近バブル大国の中国からの渡航者が多いため、増加傾向にあります。
一旦部屋に生息してしまうと駆除に時間がかかってしまいます。
卵を少しずつ産み付けて行き、飢餓と寒さに強いので、１年中繁殖することができます。
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