ヒヨさん生後7ケ月半くらいかな。

顔周りと頭頂部の鞘が育ちきったので、もうすぐ元の顔に戻りそうです。

真上から見たらまだザビエルですが、なかなか真上から写真撮らせてくれません。

無理やり撮ろうとすると…ぶちギレます。この写真もキレる寸前でした。ふぃ~~(^_^;)

ヒヨさんのご機嫌を損ねると、しばらく修羅場になるので、今後、写真は少なめでお願いします(笑)




今回は最近のヒヨさんレポート。
以前から書きたかった、冬の家ヒヨドリについてです。




昨年6月3日孵化のヒヨさんは、今年が初の冬越え。

ヒヨドリは寒さに弱いイメージがあったし、以前ヒヨドリのリサーチをしていた時、保護ヒヨが秋頃の13度まで冷え込んだ日に凍死したって話を見たことがあるので、絶対凍死させないようにしよう!と思いながら、日々気温に気を配りつつヒヨを観察していたのですが…

ヒヨさん今の所、寒そうにしていることないです。

むしろ、人間の方が寒がってます。

自室の気温計で10度くらいまで下がっても、特に変化ナッシング!

羽毛を膨らませて――というようなことは全くしません。

常スリム。

そして好戦的。

外には野生のヒヨドリが飛び交っているくらいなので、これくらいの寒さは余裕らしいです。

冬が心配!とは夏に言っていましたが、全然楽勝でした\(^o^)/

さすが和鳥。日本の風土に馴染んでいます。

なので、さすがにヒヨドリを見かけない極寒の日まで外に出したりはしませんが、ほぼ毎日、順調に日光浴させています。





気持ちよさそうに歌ってまーす。

この間にガンガンカルシウムを生成していることでしょう。

あと、天気はいいけど冷たい風が吹いている日なんかは、観葉植物用のビニールを被せて外に出してます。

これまた快適そうで、口半開きで日光浴してますよ。ちょっと暑いくらいかも…(^_^;)

この技オススメです。

初めはビニールを警戒していましたが、すぐに慣れました。

密閉したらヤバイので、そこだけ注意ですね。

あと、僕は気温計を見るだけでなく、自分の体感で「今日はヒヨいける!」「今日はビニールの日だな」「今日はさすがにヒヨ死んでまう!」と判断しています。

冷たい風にずっと当たっている状態はマズイと思うので。

ヒヨさんの日常は、このように日中は外で日光浴、朝と晩は1時間ほど室内放し飼いにして遊んであげるという感じ。

天気の悪い日は、基本はケージインで室内。遊ぶ時だけ外に出す。

室内で放している時は、ひたすら僕が遊んで、ストレス発散させています。

かなりアクロバットな遊びで、ヒヨの息切れハンパないですわ。

これで疲れさせています。

家族が「あんたはヒヨドリ使いか…」と言うくらいテクニックに磨きがかかってきましたよ。

ぐるぐる回す腕を追いかける遊びが最も満足度高いようです。

遊んでいる時のヒヨは超ご機嫌で、死ぬほど可愛い。

「もっと遊んでもっと遊んで!」とせがんできます。

甘えっぷりは相変わらずなんですよね。ケージから出した瞬間、首にまとわりついてきますわ。

しかし、少しでも気に食わないことがあると、突然鬼ヒヨになる場合があるので、気を抜けません。

「なんで!? さっきまであんなにご機嫌だったのに!」

そんなこと日常茶飯事。

ヒヨの鬼スイッチ入る瞬間を見逃さないように集中は欠かせない。

僕もまだまだヒヨのことが分からない瞬間あります。

唯一確かなことは――集中して遊んであげると、ヒヨにもそれが伝わるのか、かなり喜ぶ。逆も然りで、適当に遊ぶと100%怒る。

なので、ヒヨの相手ができる時だけ、しかも全力で相手をすることが、友好関係を維持する唯一の方法だと感じています。

中途半端なことをすると…何度も言いますが修羅場ですわ。





朝は7~8時起き、夜は21時就寝。ケージの上に暗幕をかけたら、大人しく寝続けるようになったので、夜だけカーテンレールの上という習慣はなくなりました。

ここに至るまで苦労しましたが、今はお互い健全な生活習慣送れているかな。

習慣は作り出せるので、現状イマイチな場合は、少しずつ変化をつけて改善していけば上手くいくように思いますね。

焦らずゆっくりと。

あと、気になるのは長時間ケージインによるストレスですけど、天候の悪い日に室内ケージインさせている時は、やっぱり恨めしい目で見てきます。

室内にいるんだから出せよ!って叫びまくり。

出したら出したで鬼ヒヨになっているので、やっぱり修羅場ですわ。

この時の修羅っぷりは、自らの眼球を守るだけで精一杯系です。

どうしたらヒヨの状態が分かるか?

怒っている時は鳴かなくなるんですよね。

もはや、トサカで判断はできない。

喜んでいる時もトサカ立ってますから(笑)

ヒヨは普通、動くたびに「ピヨッピヨッ」と鳴くんですけど、怒ってる時は無言になります。

無言でハンガーの上から猛禽類のような目でこちらを睨んでいる時は、超こえーーーー!

いつ襲ってくるか分かりません。

怖すぎて部屋から撤退せざるを得ないことも(笑)

戻ってきたら大概、ご機嫌リセットされてます\(^o^)/







それから今のヒヨめし。

冬は、もちろん体温める系を中心にしています。

メインに柿、りんご、ブルーベリー。これらは冬の三大ヒヨめしになりましたね。

柿(半分)、りんご(4分の1)は串刺しにして、3、4日付けっぱなし。それくらいで柿は皮だけになります。

それからいちご。風邪をひかない超健康体を目指し、ビタミン含有率最強のいちごは外せません。

他は夏と同じくトマト、ぶどう、九官鳥の餌、バナナをひと口サイズにして与えています。



そしてミルワーム。1回5、6匹を朝晩のケージインさせる時に手から直接与えています。

ミルワーム戦法を使えば、瞬時にヒヨをケージに戻すことが可能!

ヒヨの攻撃力はほぼMAXに達しているので、ミルワームは瞬間で千切ります。

時々、ミルワームを千切る時と同じアクションを、僕の耳たぶにするんですよねー。

肩に乗せている時は気が抜けません。

あとは水に液体カルシウムを入れたり、水に差した小松菜をケージに入れたり、このへんは適当です。

上の写真は一日分で、ヒヨさんは8割方食べます。たまに完食しそうな日も。

うちのヒヨは基本、生オンリーなので、ドライフードは九官鳥の餌8粒くらいしか与えていません。下に敷いているので、そこまで到達する頃には、トマトやいちごの汁をふんだんに吸っていて、激ウマ間違いなし! 食性の変化はありますが、これらの種類を揃えておけば、食べないということはないです。

食欲不振などの異常事態は、生後16日前後の事故以来今まで一度もなく、すくすく元気過ぎるくらい元気に育ちまくってまーす。




END

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写真には撮ってませんが、今ヒヨさんの頭頂部丸ハゲでーす!


でも、すでにニョキニョキ鞘が生えてきてます(;^_^A


なんとなく、この子ハゲてない?って思った時には、すでにハゲ部に鞘が現れていたので、ストレスなどの心配せずに済みましたヾ(*'∀`*)ノ


顔の周りはごらんの通り、雑な感じに一部抜け。こちらも新しい鞘が生えまくりです。

なでなでしたら、剃りたてのヒゲみたいな感触ですわ。


きんもちいいー。




今思えば1、2週間ほど前から頭頂部とクチバシ、目の周りの羽毛がポロポロ抜け始め、水浴び用の水に浮いてました。

なんか抜けてるなーとは感じてましたよ。

それになんとなく、顔が雑だなーとも感じていました。

尾羽も2本抜けていたので、もしや換羽か⁉︎と疑いつつ、抜けた部位はこれくらいだったので、丸ハゲに気づくまではいつものヒヨだと思ってた。

普段から頭頂部薄めなんで、ハゲてるように見えるんですよー(言い訳)


本格的な換羽ではなかったのかな?

尾羽もすでに再生しつつあります。

おそらく、このまま、いつものヒヨに戻りそう。


えがったえがった。






あまり暖かくしては、箱入りヒヨになるし、春と勘違いしての換羽が起きそうだと思ったので(すでに換羽スイッチ入れてしまったかも)太陽が出ている時は多少寒くても強制日光浴、室内の暖房は寝る時以外はなしか弱めくらいにしてます。

で、ヒヨさんの様子を見るからに、普段寒そうにしていることはありません。


頭頂部丸ハゲにも関わらず!(しばらく気づかなかったんだけど)


僕は坊主経験あるのでよく分かりますが、真冬、特に寒波が来た時の坊主頭は脳みそ揺さぶられます。

風が頭部の皮膚に直撃したら、芯から冷えるんですわ。頭冷やすと全身冷えますからね。頭大事。

でもヒヨは大丈夫そう。強い子だ!



ヒヨドリは寒さに弱いイメージでしたが、文鳥やインコよりもだいぶ強そうです。ヒヨドリなめてました!この寒いのに毎日の行水も欠かさず!もちろん、キンキンの冷水でね。




他の進化といえば…

最近はゲージインさせるのも楽勝で、夜は21時半にゲージに入れて暗幕かけてます。これで8時頃までグッスリヾ(*'∀`*)ノ 

毎晩、軽く10時間半は寝てます。寝る子は育つ!

僕は徹夜で仕事もできちゃうので戦闘力完全体に戻りましたよ☆

なんぼでも仕事できるぜ!フハハハハ!


end

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あけましておめでとうございます。

ヒヨさんは相変わらず超元気でーす!




ヒヨさんの成長っぷりをまとめてレポート!



特に大きな事件が起きず、有益なネタも思いつかなかったので1週間近く更新していませんでした。

しかしヒヨさんはすこぶる元気です!

何も書かず、突然1カ月以上更新が途絶えた場合は心配してください(笑)

とにかく、元気過ぎてヤバイです。

今回は、ここ1週間の特筆すべき変化をいくつか挙げていきます。




変化Ⅰ 日光浴時間と運動量


曇天の日は朝から夕方までベランダで過ごし、
天気のよい日は暑くない時間帯(8時~11時、16時~17時)にがっつり外で過ごさせています。

いつものやり方は、まず15分ほどフルスペクトルの太陽光を強制的に浴びさせ、その後ケージの上にタオルをかけてやり、陰を作って放置という感じ。

これを読めば、ケージに入っている時間が増えた分、24時間室内放鳥だったヒヨさんの運動量が低下したのでは?と思われるかも。

いや、そうでもないのです。

実際には夜の段階で、今までより疲れ果てている様子なんですわ。

もう眠くて死にそ~~って顔で、僕が遊びモードなのに遊んでくれないことも。

おそらく日光を浴びたり、外の風景を眺めることはけっこう疲れるんでしょうね。

それに室内にいる時でも、一日中飛び回っているわけではなく、時々、発狂したように飛び回る程度。あとは僕が相手をしている時に、運動するくらいかな。

実は、ヒヨが最も運動している時間帯は、僕がまだ寝ている早朝なのです。

今日なんて、朝の6時に羽音がうるさいな~と思い目を開けると、電灯の紐にぶら下げたペンギンをホバリングしながらひたすら突いていました。

あれは相当な運動量だろう!

起きて飯食って水浴びしてさぁ遊びまくるぞ!という段階でも、僕はまだ寝ています(この時点でまだ6時!)

なぜかヒヨは寝ている僕だけは攻撃して起こしたりはしないのです。

雄叫びするだけ。

なぜかは分かりません。

もしかしたら、僕が寝ぼけて反撃したのかも?(笑)

寝ている僕にはビビって近寄らないのです。

だからいつも、一人遊びに夢中。

まぁ、うるさくて眠ってられないので、僕も6時半くらいには起きていますけどね…。





変化Ⅱ 喧嘩が減った

これまで僕とヒヨさんは室内で常時ベタベタの状態。

仲が良すぎてキモイくらいです。

しかし、前回も書いた通り、僕が仕事をしたり、映画を観たり、本を読んだり、ゲームをしたりしている時に、そちらに僕の注意が向くと、ヒヨさんの強烈なラブコール「私を見て!」の本気突きで戦争勃発。

もうヘトヘト。ボロボロの消耗戦ですわ。

ヒヨは怒っても、後腐れない感じですぐに機嫌を直しますし、僕もそういうタイプの人間なのですが…。

喧嘩するほど仲がええんや~的なヒヨ。

毎日同じことでヒヨから攻撃され、僕は頭を抱える。

ヒヨがよくても怒られる方の僕はキツいんだぜ?

しかしヒヨさんがケージに入って、半日ほど屋外にいてくれるおかげで、僕は仕事がはかどるし、ヒヨも一人の時間ができたのだ!

正直言って、ヒヨをケージに入れている時は束縛から解放されたような気分になります。

僕は自由だあああああああ!

もしかしたらヒヨもそう感じているのかも?

外で歌を唄っています。

そして室内に戻した後のヒヨはなんとも穏やか。

まず「ぴぃ~~~(会いたかったよ~)」ってな感じで僕の肩に止まる。そして次は絶対に水浴びします(なんてきれい好きな鳥!)

その後、満喫したわ~って顔をしていますし、屋外が好きなのは確か。

屋外日光浴を初めてから、なんというか、お互いの距離感がいい感じになったんです。

室内にいる時はイライラせずに遊んでやれますし、ヒヨはケージに入って孤独な時間が長くなった(とはいえ、常に見えるところに置いていますが…)のに、関係は悪化するどころかよくなった気さえする!

毎日、朝昼晩に1回くらい喧嘩していましたが、今は夜の1回くらいに減りました!

眼球守れそうです。

そういうわけで、ケージに入れるのが可哀そう…だと思っていた僕ですが、今でもそう思いつつ、しかし絶対必要だなと感じています。

24時間放鳥で過酷な戦いを強いられている人は、こういう変化があることも見逃さずに参考にしてもらえればと思います。







変化Ⅲ 毛並が艶やかになった

これは日光浴によるものなのか? リキッドカルシウムによるものなのか? ただ換羽が完了しただけなのか?は知りませんが、ここ1週間で毛並が艶やかになった気がします。

僕だけではなく、他の家族も「なんや!? めちゃ羽がキレイになったんちゃう?」と言っていたので、客観的に見ても確かだと思います。





写真では分かりにくいですが、屋外にいる時は太陽光を反射してキランキランとします。

まるでプラスチックでコーティングされたような感じ。

完全にバリアが張られている。

あと、飛ぶ時に羽が空気を掴む量が増えた気もする。

そのため、やばいアクロバットや、ホバリングを長時間楽勝で行えるようになったのかも?

尾羽はまだ生えている途中です。






変化Ⅳ もうカユくなさそう


もちろんまだ掻きますが。



掻き掻きの回数が減っただけでなく、カスの量が減少しました。

鞘がもうほとんど残っていない状態です。

一時は肩で羽繕いした後、降り積もったカスの量がとんでもなかったです。

で、なんとなく机を掃除中にノートPCを持ち上げてみたら、なぜかそこにカスが堆積!

なんじゃこりゃああああああ!? PCが壊れるうううううううう!と急いで掃除。

ここなぜかカスを引きつけるようなので注意してください。

一番カユかった首はこんな感じ。





このフッサフサな感じ! まだオハゲのヒヨドリを見ている人は羨ましいでしょうね~(笑)

韓流アイドルがしている一昔前のマフラーみたいでかっこいいですよ。






変化Ⅴ 足がワイルドになった


それから足!

リキッドのおかげか、日光浴のおかげか、足の色もワイルドになり(日焼けしたのか?)、太くなった気がします。

上の写真でついでに足も見てください(撮るの忘れた…また次の機会にドアップ撮ります)。

鳥の健康状態はクチバシ、足、羽毛で判断するのが分かりやすいそうなので、いつも注意深く見ています。


クチバシ = タンパク質&カルシウム

足 = カルシウム&ビタミン系

羽毛 = タンパク質&ビタミン系


簡単に書くとこんな感じ。

クチバシは内部の骨をケラチンで覆った構造です。羽毛は軸がカルシウムで、毛は同じくケラチン(タンパク質)。

足が逞しくなったのは、翼の毛並が艶やかになったことと同じ要因でしょうね。

これまで日光浴をほとんどさせてこなかったし、リキッドカルシウムも与えていなかった。小松菜とミルワーム(カルシウム強化版)だけだったので、カルシウムは不足していたはずです。時々、コオロギや野生の虫もあげていましたが。

とにかく軟弱な足が気がかりだったので、不安が解消されました。

そして屋外日光浴で期待できるのは、カルシウムの吸収を助けるビタミンなんちゃらの合成だけでなく、それ以外にもいろいろありそうな気がします。

例えば、遠くを見る鳥の習性を満足させてやるのは、ストレス解消に一役買っているような気がせんでもないとか。

日光浴が絶対必要とは思いませんが、健康によいことは確かだと実感しまくり中です。



おしまい。






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ヒヨが本気突きをする原因が分かりました! 今も困っている人がいるかもしれないので緊急レポート!!


その前にハウストレーニングの成果について報告。

【レポート41 ハウストレーニング第一部】 ← トレーニングプランや動機についてはこちらを参照ください。




数日前からケージの上部を閉めた状態でも、中に入ってエサを食べるようになりました!





動画を見てもらえば分かる通り、りんごの串刺しに夢中です。

食べ終えても、しばらくは穏やかな状態でした。


これはもうハウストレーニングが成功したと言っても過言ではないだろう!


そして、本日の午前中―― そのままケージをベランダへ出してみることに。







めでたくヒヨさん、屋外日光浴ができるようになりました!


嬉しくて涙でそう…。

2時間くらい外に出しておきましたが、大人しい状態。
ついこの前まで、ケージに入れると自殺せんばかりに暴れ狂っていたので、信じられない進歩です。

陰を作っておけばそこで気持ちよさそうにじっとしているし、たまに太陽の下に出て紫外線を浴びるという機転の利き方。


なんちゅうお利口さんなんだ!!


というわけでハウストレーニングは完了です。

成功の秘訣は


① しばらくは上部を開け放した状態で慣らすこと

② ケージ自体を大きなエサ場に見立てること (内部に串刺しの果実などを置いておけば、滞在時間が増すので効果的です)



でした。

これで無理強いしなくても、超自然にケージインしてくれるようになると思います。

今後はガンガン日光浴させますよ~~~。




ヒヨさんにとっても、やはり屋外は気持ちがいいらしく、しばらくは超ご機嫌です。

しかし、やっぱり始まりました。

僕が夢中で仕事をしていると・・・突然、本気突きの猛襲!!

なぜ? あんなに気持ちよさそうにしていたのに!?

叱るわけにもいかず、とにかく遊んで和ませる…

「かわいいね~~~かわいいね~~~よし、和んだ!」

しかし遊ぶのをやめてしばらくすると、また突いてきます。


くっそおおおおお何もできねえええええ!!


苛立ちばかりが募る。

しかも自分で自分の行為にテンションが上がるらしく? 本気突きの本気度が増すのです!

「キエエエエエ!! キエエエエエ!!」と言って、トイレットペーパーを突く時みたいに突いてきます。

さすがに手の装甲が破られそうだぜ! 血がにじみ始めた!

そんな時でした。

ついにヒヨが本気突きをする原因がはっきりしたのです。

ヒヨになじられながらの仕事に嫌気が差し、気分転換にあるヒヨドリ保護者の方のブログを読んでいた時のこと。


僕的には神レベルなことが書かれていた!

はっきり言って、興奮しました。

まさに救世主降臨。

その方はすでにヒヨドリとの付き合いが長いそうで、しかもそのヒヨドリはヒヨさんと同じ活発なタイプ。

PCのマウスを操作する手を攻撃されたり、本を読んでいる時に攻撃されたり、リモコンをいじっている時に攻撃されるそうです。

これもうちと同じ!

しかし、僕とは違い、この方はそれら全てに共通している要素を発見されていました。

それは・・・


ヒヨドリが遊んでほしい時や相手をしてほしい時に、保護者が他のことに気をとられている状態。


そんな時に突いてくるのです。

つまり――

容赦のない一撃で自分に注目させたいというのが、本気突きの理由!


その方は猫を飼っていて、猫にも注意をひきたい時にする、よく似た行動があるのを知っているそうです。

例えば、主が広げた新聞の上へ乗りに来るなどの行為。

目からウロコがポロポロ…。

それだと全てつじつまが合います。

全てのロケーションが合致するではないか!


ミルワームの残骸をほじっている時に突かれたのもそうです。

相手をしてほしいのに、僕が夢中でほじっていたから!!

「もうミルワームなんていらない!」というのが理由ではなかったのです。

「ほじってないで遊んで!」というのが真の理由。

キーボードをタイプしている時に突いてくるのもそうですし、部屋を出ようとする時の本気突きもそう。

ただ「こっちを見て! 遊んで!」という意志表示だったのかもしれません。

というか絶対そう。

ごめんよヒヨ…。


くっそおおおおおおおお! なぜ気づいてやれなかったんだ!!


暴力的な鳥だとか思っていてごめん。

理由が分かれば対処のしようがあるというものです。

無視し続けるのは逆効果ですね!

その場しのぎで遊ぶのもNG。

きっちり満足するまで遊んでやること!

それを書かれた方も、その状況を回避しながら上手いことやっているそうです。

僕なんて、相手をする気がないのに室内放鳥していたのが悪かったですね。

しかしヒヨさんの場合24時間放鳥なので、僕は室内にいる時ずっとヒヨの相手をしなければならないことになる。

それは無理です。

しかしちょうどハウストレーニングが完成した!

なんという偶然…。

思春期の凶暴性が収まるまでは、日光浴などを駆使して上手いこと付き合っていこうと思います。

というわけで、しつけは不要でした(笑)

ヒヨドリは賢いので、しつけなんてしなくていいかもしれません!

遊んでほしがっている時に無視しない限りは超お利口さんですから。

おそらく、そのブログのおかげでヒヨと僕は救われたと思います。

ヒヨドリスト書いててよかった~(笑)

ホントに毎日発見の連続です。




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ヒヨさんの成長具合&ヒヨドリのしつけについてレポート!


まずは成長具合から。

髪の毛はパンクからオールバークに変化。

ブラッシングできそうなほどフッサフサです。

人間には見えないとされる四原色カラーの頭ですが、なんとなく…見えるような気がせんこともない。

このへんは肉眼でしか分かりませんが・・・

もしかして…僕ちゃん四原色見えちゃう!?って思うくらい、違和感を覚える頭です。

まぁ、事前に四原色カラーだと知っているからでしょうけどね(笑)

伸びる速度はハンパないです。

赤子の頃の成長を思わせる伸びっぷり!

それから、前回尾羽の枚数が8枚になったと書きましたが、よく見るとまだ生えてきていました。





ヒヨドリの尾羽は12枚らしいので、これでやっと完成!

ちなみに、1カ月前の尾羽を見てみると、やはり12枚ありました。

一度完成したにも関わらず、この短期間にまた全部生え変わるとは…!!

なんちゅう無駄(笑)

そして、生えているところは、とにかくカユそうです。




特に首がややこしいらしい!


ごわごわのマフラー巻いてるみたいな感じかな?

強烈に違和感あるみたいで、しょっちゅう掻いています。

しかしこの調子だと、髪の毛に相当な栄養持っていかれているはず!

もう落ち着いたかな~と思いきや、まだまだ伸びる。

それなのに思いの他ミルワームを食べないのがちょっと心配(1日10匹程度)。

タンパク源はミルワームだけなんです。

コオロギは全然食べなくなりました。

というより、そもそも・・・

コオロギは全て放野した(´▽`)


飼育を始めてから一度も掃除をしていなかったコオロギの楽園(元ヒヨハウスの衣装ケース)。

いつのまにか超不衛生な地獄になってしまいました。

地獄で育ったタフなコオロギはもうヒヨにあげられません。

給水器で繁殖したのか? どこの子か分からない赤子にまみれ始めてから、掃除しようという意欲がなくなったのが原因です。

掃除=卵即死なもんで。

諦めてすべて庭で自然繁殖させることにしました。

コオロギさん的にはめでたしな最後でした!

庭で新しい生活を始めることでしょう。

放野した時の様子を語ると・・・

いきなりの外界に混乱し、自由になったのにも関わらずほとんど動かない状態だったそうです(家族談)。

今後は庭で野生のコオロギを捕獲してヒヨに与えようと思います。

その前に野生化したトカゲたち(これも昔、庭で飼ってたやつ)に一掃されるかもしれませんが・・・。





脱線したので、ヒヨさんの話に戻します。


ここ数日で特筆すべき点は、首がカユいヒヨさんはとにかく機嫌が悪いということ。

明らかにぶちキレる頻度が増してきました!


今日も朝から本気突きの洗礼を受ける。


キーボードをタイプしている手の動き(超高速)に反応して、興奮するんです。

指の動きが何に見えるのだろう?

奇妙な生物(極太ミルワーム)が蠢いているようにでも見えるのかもしれません。

しかも遠距離からの興奮。

こちらも集中している時は気がつきません。

無視しているからヒヨが怒るのかもしれませんが?

ヒヨが「ウキャアアアアア!!」と奇声を上げた時にはもう遅いのです。

ドラゴンのように手に迫り、ホバリングしながらの連打!!

しかし、僕は手の装甲が硬いのでノーダメージですし(皮が柔い人なら怪我するかも?)、ぶちキレそうになる心を落ち着け「ダメよ~ダメダメ」で済まします。ヒヨさんもすぐに和んで平和的に解決――というのがいつものパターンでした。

しかし今は簡単に済まさない。

お互い快適に共存するためには、しつけが必要だと、前回の日記(ヒステリー体験)を書いた後に思い知ったわけです。

同じヒヨドリ保護者の方からたくさんのコメントをいただき、考えるところが多かった!

攻撃すること自体を許せば、いずれ眼球を破壊されるかもしれない。

自分のことよりヒヨが大事とはいえ、目玉は潰されないに越したことはないですよね(笑)

そして今までのやり方では、ヒヨがじょじょにエスカレートしているのは確か。

僕のやり方が甘すぎたのかもしれません。(え? 今頃きづいたかって?)

甘ちゃんだとは分かっていましたが、野鳥にストレスは大敵。

弱い雛のうちは必要以上に過保護にならざるを得ないというのも分かってもらいたいところ。

それに、元々ヒヨドリは他の鳥を強烈な突きで追い払う習性があるので、これは自然な行為と言えるし、ましてや今は思春期まっさかり。

カユみも手伝い気が荒ぶるのは仕方ない!とも思うんですよね。

とはいえ、だからこそ今のタイミングに、しっかりやんわり確実にしつけをするのがいいのかもしれません。

ってな具合に考えました。


目指せ! ヒヨの本気突き封印!


そういうわけで、しつけを意識し始めたというわけです。

具体的に突かれた時何をしたのかと言えば、クチバシをつまんで「ダメよ~ダメダメ」と言うこと。

別に「ダメ!」だけでいいです。

「だんめ!」でもいいかな。

クチバシはしっかりつまんで離さない。ちょっとだけ嫌がるくらいが効果的らしい。

しつけ本で読んだ技です。

しかし本気突きの最中ですので、クチバシをつまむのはそりゃもう大変!

僕にも相当な俊敏さが求められます。

クチバシを掴むまでに、150突きくらいされましたよ~。

捨て身の技です。

しかしこれをした結果、よけいにヒヨの攻撃性が増しました(泣)


機嫌が悪い時は手をかざすだけで本気突きしてくるように!

また掴まれる!と思うのでしょう。

これはあかんで!!

正しいしつけの方法を、まずは保護者が学習しなければ、何にもなりません。

やっと重い腰を上げて、この問題に取り組むことに決めました。

まずは知識武装。

夜な夜なネットで調べましたよ~。

で、さんざんリサーチした内容を超簡単にまとめると・・・



■ 基本的に行動を抑制しようとしてはいけない。そうなるように仕向ける(特に思春期の抑制は大きなストレスになる)

■ 怒鳴ったり叩いたりするのはご法度。良好な信頼関係を維持する。これには保護者と鳥が快適な生活をしていて、健全な精神でいることが不可欠。

■ 時には叱ることも必要。一貫性のある方法をとるのが最適 ⇒ クチバシをつまんで「ダメだよ~」というくらいはセーフらしい(ヒヨにはアウト!)。その後は可愛がってのフォローが必要。




これはインコのしつけについて書いていたことですので、ヒヨドリに当てはまるかどうかは分かりません。

もっとありますが、基本的にはこの3点が最重要かと思います。



そして、その前に知っておかなければならないこともあります。

鳥類はあらゆる点において例外的な生物だということ。飛翔することにのみ傾倒して進化したということを忘れてはならない。


鳥類は哺乳類とは身体構造も脳みそも根本的に違うので、犬猫のしつけは当てはまりません。


なので力で服従させることは不可能です。

エサをくれる人だから懐くということもない。

それは鳥の順位制が、力が強かったり体が大きいものではなく、遊んでくれる人や癒してくれる人が上位に来るからだそうです。

つまり世話をしてくれる母より、遊んでくれる子供の方が上になる場合もあるのです。

猿山の猿や、何世紀もかけて人間と生きてきた犬の順位制と同じであるはずがありません。

犬は社会的な立場を見て順位を決めますが、鳥はそんなこと知りませんよ。

また初めて見たものを親と認識するので、それをした人は順位と関係なく親子関係になります。

さらにヒヨドリは小単位の群れで行動しつつ、移動する時だけ群れる生態なので、人間にはよく分からない決まりがあると思います。しかも繁殖期には雌雄のつがいになるわけですし、渡る時には大規模な軍隊のようになる。

それに見えているものも人間とは根本的に違います。

人間の7、8倍の視力だし、1原色多く見えている。しかし明るさに対しての感度は低い。

さらに、鳥はすこぶる記憶力がいいので、嫌なことをされたら一生忘れないということ。

寿命が50年以上の鳥も、幼鳥時の体験を死ぬまで忘れないそうです。

人間がそういうつもりであろうとなかろうと、鳥がマジで嫌だと思ったらストレスになり、インプットされるというわけ。

信頼関係を損なうと、手に止まることもないし、呼んでも来なくなる。

攻撃はしてくるし、もうめちゃくちゃになるそうです。

そこまで悪化させるのは人間側に相当な問題がある場合だと思いますが(笑)

その状態から良好な関係を再構築するのは非常に大変らしいので、扱いには要注意です。

逆に言えば、楽しいことを覚えるのは早いし、一生忘れないはず。

記憶力のよさをよい方向に利用して信頼関係を築く!

とにかく想像力をフル活用させて、ケースバイケースで対処するしかないと思います。




ヒヨさんに関して言えば、僕との信頼関係は完璧です。

呼べば「ぴぃ~~~」と言って肩に止まる。

もうカンペキ。

にも関わらずの攻撃!

あの時は、顔からして遊びの突きではないですしね。

まさに狂犬と紙一重。

納得のいかないことが多いのです。

どこにも答えはないので、とにかく観察&洞察でやっていくしかありません。


気性の荒いヒヨドリのしつけは超難解です。


現在奮闘中ですので、上手くいったらまた結果をレポートしたいと思います。


ちなみにヒヨさんのクチバシを掴むのはチョーーーーーーーNG!


活発なヒヨドリにはやらない方がいいです。

今は大人しいヒヨドリ雛も、いずれ感情を爆発させる時期が来るかもしれないので、その時に参考になることが書ければと思っています。

早く気性の荒いヒヨドリ仲間が欲しいぜ。

他の同級生ヒヨドリさんはみな大人しいようですが、髪の毛が整った頃には本気出してくるような気もします。





最後に・・・

ここまで書くと、ヒヨさんがただ凶暴なだけのヒヨドリと思われて然るべき!

それはヒヨの名誉に関わるし、僕の本意ではないので、機嫌がいい時のヒヨを動画で撮影しておきました~。





片手だけで遊べるし、満足度激高です!

普段のヒヨはこのような状態です(笑)




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生後100日に達したヒヨさんの成長具合と、恐怖のヒステリー体験についてレポート!



ヒヨさん今日で生後100日になりました。

ここ数日で髪の毛ガンガン伸びて、もはや昔の面影なし。

銀髪のオールバックorパンクヘアで、イカツイお兄さんみたいです。


かっこええわ~。

純粋無垢な感じはなくなりましたが、これはこれで好きです。

他の細部にいたってはこんな感じ。


イカツイパンクヘアーとは対照的に”おぼっちゃまくん”な頬紅が可愛い。

そして尾羽は数を増やして8枚となっています。

羽毛の量も増してフワッフワッ!

翼は全て成鳥のものに生え変わりましたが、一つ気になるのが・・・




ここだけ成長しないということ。

これは赤ちゃんの時にへし折れて、ちりちりになっていたところです。



こうなってしまったら、もはや復活することはないようですね。

あと外側にも1カ所、同じようになって復活しない羽があります。

後遺症としてはこのくらい。

当時、折れたり抜けたりしていた羽は全て復活しました。

それに羽の1枚や2枚がなくても、飛行にはまったく差し支えなさそうです。








さて、恐怖のヒステリー体験についてのご報告!


ご存知の通り、ヒヨさんは気性が荒い。

いや「気性が荒い」というと語弊があるかもしれませんね。

とにかく感情表現がストレートなのです。

”喜びの踊り”をする反面、怒った時のブチ切れようも並ではないという感じ。


可愛い反面、恐いと思うことさえあるのです!




特にこの前遭遇した事件は、予測不能なだけに恐怖を感じました。



数日前の晩――

穏やかなヒヨさんにいつも通りミルワームをあげていた時です。

ヒヨさんは大粒のミルワームを3匹食べると、もう食べたくないと意志表示しました。

僕はそれを確認。

ヒヨはお腹がいっぱいになると、食べ物を差し向けても首を振ってイヤイヤするのです。

分かりやすいやっちゃ。

それで、僕はもう与える気はなしで、ミルワームの死体やゴミを取り除こうと、ピンセットでほじほじしていたら・・・


いきなりヒヨが「ギョエエエ!!」と雄叫び!


そして驚く僕の顔面にホバリングして、ほっぺたを本気突き!!!!

「なんで!? なんで!?」

意味不明です。

眼球を突かれるとヤバいのでお目目はばちっと閉じました。


普通に怖い。


怒りはすぐに収まりましたが、一瞬、ヒヨの気が触れたのかと本気で思いました。

なぜ怒ったのだろう?

まったくこちらに非があったとは思えない! 完全に冤罪だと主張する!

しかし何かあるはずです。

これまでヒヨの行動には全て何かしら原因があった。

今回も何かがある。

しばらく考えました。

原因が分からないままにするのは気持ちが悪い。

家族にも相談しました。


「ヒヨがその時いきなりブチ切れてよ。気味が悪いったらないわ」


「それはあれや。ミルワームをまだ探していると思ったんやわ。違う?」



・・・・・・・・・(゜Д゜)



原因判明!!



言われてみると、ヒヨはじーっとミルワームをほじる様子を眺めていた。

おそらく、もうお腹いっぱいなのに、まだ僕がミルワームを探していると思ったのでしょう。

ミルワームはもういらんのや!って怒ったのだと思います。


原因が分かってスッキリ!


でもね。


そんなことでキレないで…(涙)


なんというデリケートな鳥。


このことから分かるように、嫌いなものを無理に食べさせようとしたら、ヒヨは普通にキレる恐れがあります。


想像力豊かで、非常に繊細な子。


芸術家タイプかな?





ヒヨドリは元々、気性が荒く攻撃的という評判もあるくらいなので、僕としてはこれくらいでOK。


あくまで野鳥ですからね~。


人間でいえば野人ですよ。


しかし・・・。


いずれ穏やかになる・・・と信じてる(笑)





あと、ヒヨめし情報ですが・・・串刺しにした梨が大ヒットでした!







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ヒヨさんの頭がついにパンクヘアーになりました。
そして体重は70g台に突入!




ヒヨは生後70日目にハゲ始めたので、大体25日くらいで坊主からパンクに到達したことになります。

しかし他の保護ヒヨドリさんたちの状況を聞いていると・・・それはずいぶん早いようです。

生後70日を過ぎてもまだハゲないとか、生後90日でもまだハゲないとか・・・。

うちの子がまだハゲないです!とよく同級生の保護者からアドバイスを求められますが・・・

うちのヒヨは若ハゲなのか?と逆に心配になる。

いや、ヒヨがハゲ始めた頃、野性のハゲヒヨドリを目撃した人もいるので、ハゲ先発組といったところでしょうね。

ハゲは突然やってくる。

人間を含めたあらゆる動物にとって、ハゲる時期には個体差があると思います。

しかし、いずれ必ずハゲるでしょう。

ハゲないからと心配し過ぎるのはよくないです。心配のし過ぎでこっちがハゲますよ!




そして昨晩体重を測ってみると・・・





70g台に突入!

久しぶりに体重が増加して安心しました。

翼も頭の毛も落ち着いてきたからかな?

少しヒヨのムニムニ感が増したように感じます。

お腹がマシュマロみたいにホワッホワッ。

羽毛だけではなく、ヒヨ肉自体がフヨフヨと柔らかくなったように感じるのです。

いつもタンクトップなのでじかに触れてよく分かる。

だから肩に乗せていると気持ちがいいんですよ~。

僕の肩には足でガチッと止まらず、腹を乗せてリラックスします。

そして耳の穴を優しくほじほじしながら、機嫌よさげに唄う。

この疑心暗鬼に満ちた社会の中で最高の癒しですね。

時には首筋のほくろを優しく突いたり・・・

突然、耳の後ろの付け根をゴツゴツ!と突ついたり!!

これ涙出るくらい痛い。






ヒヨめしにはいろいろと新しい素材を取り入れて実験的に与えています。

きゅうりが好きと教えてもらったので与えてみました。




ヒヨはキウイが好きなので、きゅうりと混ぜてみたんですが・・・

くそ真面目な顔して、慎重にきゅうりだけをエサ箱からついばんで捨てる。

キウイと紛らわしいのが気に入らないみたい。

味わう前に捨ててやがんの。

「これキウイ違うでーーー!」って感じです。

こういう場合、串刺しにするのがいいのかもしれませんね?

次はきゅうりを串刺しにしてみようと思います。

どこからどう見てもキウイではなくなるだろう。

この串刺しについても教えてもらったアイデアです。



串刺しの方がよく食べたり、切って皿に盛った方がよく食べたり、食べ物によって傾向が違います。

うちの小松菜と同じ原理で、こいつは串刺しがいい!というのがあるそうです。

よい竹串がなかったので割り箸でやってみました。

バナナ、オレンジ、りんごを串刺しに。

ヒヨさん、初日は警戒して近づかなかったのですが・・・

2日目にはバナナを突き始め、3日目にはあの状態のリンゴをガツガツ突いて食べました!

オレンジは切った方が食べそう・・・(ヒヨの気合が足りないので、袋状になったものをむしり取れないのです)

オレンジは今まで通り、切った状態で与えてやろうと思います。

しかしりんごはもう串刺し以外あり得ませんね~。





あと、前回書いた小松菜について。

これまた茎を斜めにカットしたら日持ちすると教えてもらったので、やってみました。




もう全然違うやないかああああああああ!


日持ち260%増し。


2日目でもまだシャキシャキ。

ヒヨもよく食べてくれます。

これらを教えてくれたRAYさんに感謝☆






さて最後になりますが、ヒヨめしについて思うところがあったので報告しておきます。


果実野菜には、体を温めるものと冷やすものがあることはご存知だと思いますが――

僕としては、そんなことどうでもいいと思っていました。

さすがに気にし過ぎちゃうか?と。

そんなに気にしたら世の中つまらんだろう?と。

なので普通に冷え属性のバナナやパイナップルなどを与えていたのですが…。

「体を冷やす南国産フルーツはダメです!」と声を大にして言う人がいるのも確か。

そんな大きな声で言わんでも・・・なんか気持ち悪いな…と思い、深く深く調べてみました。


すると、体を冷やし過ぎることが万病の元とされるのは・・・あながち間違いではないのかも?と思わないこともない(笑) どっちやねん状態に移行。

なので、それをないがしろにするのではなく、むしろ上手く組み合わせてあげた方がいいのかな?と思うわけです。

振り返ってみると、ヒヨさんの主食は基本、体を冷やす果実野菜なんですよね。

トマト、キウイ、パイナップル、バナナなど・・・は全て冷え属性。

南国系の果実野菜はナトリウムやらなんやら体を冷やす原因物質が多いそうです。

それは科学的にも根拠があること。

そして体温の低下は腹を壊すだけでなく、ウイルスの増殖などを引き起こし、よくないことが多い。

人間にとっては35度台で活発に活動するウイルスやバイ菌が危険ですが、鳥も同じことが言えて、40~42度という高体温は39~40度台で活躍するウイルスに対しての防御でもあるわけです。

しかし僕らは、暑い夏には体を冷やしたいからあえて食べるわけですね。

バクバクもりもりと!

それでゲリピーになったり、夏風邪にかかると。

人間の僕らはその程度どうってことないですが、鳥はそれで死に至るケースもあるわけなので看過できない話です。

ヒヨドリに関しては、偏食してそれだけしか食べないという状況になり得るので、特に気をつけた方がいいかもしれません。

しかも自分の意志だけで食べているわけではない。

暑い夏はそれほど気にしなくてもいいと思います。

実際、今までトマトやら冷えるものばかり食べているヒヨは超健康体ですから。

部屋がくそ暑いからちょうどよかったのかもしれません。

しかし冬は?

冬やばくない?

体を温めてくれる北方系の果実野菜や根菜類などを中心に与えた方がいいのではないか?

余裕でそう思う。

夏は適当でいいけど、冬はけっこうシビアじゃないの?と思うわけです。

それに野生はどうなのか?

野性のヒヨドリは、体を温める果実野菜を食べることで冬の寒さを乗り越えてきたのです。

やっぱり食いモンです。

気候の変化に順応した生物はみな、食いモンで順応しているんです。生命誕生の時代から。

雪の中でも逞しく生きるヒヨドリは、食で体を温めつつ生き延びているのでしょう。

食で温められなかった鳥は南に渡るしか生存チャンスはない。

ヒヨドリは漂鳥であり留鳥でもあります。

食性変化させられたものだけが寒いエリアに残る。

僕もそれを見習ってヒヨめしをチョイスしたいと思います。

ずっと室内に暖房かけて適温を維持するのは大変ですからね。

保護しているヒヨドリを漂鳥(温かい部屋でしか生きられない)にするか留鳥(寒い部屋でもへっちゃら!)にするか?

今後のヒヨめしが物を言うかも。

どうでもいいと思っていましたが、調べてみると面白くなってきました。

体を温める、冷やす食べ物で検索すると、どれがそうなのかすぐ分かります。

これからしばらくのヒヨめしは、ぶどう、ブルーベリーがベースになりそうです。

根菜類はなかなか食いません。かなり忍耐力要りそうです。

トマトはそろそろ終わりかな…。


ヒヨめしは奥が深い…。そして面白い…。





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ヒヨさんの体重についてと鳥類の骨についてレポート


昨晩ヒヨの体重を測ってみると・・・




やっぱり68g

ここしばらく増減なしです。

めしを食う量は少し変動。

最近メイプルシロップを好んでいるので――



果実野菜の食いが少し低下しました。

ヒヨめしのお残しが増えた!


メイプルばかりチューチューしてます。


気づいたらチューチュー、チューチュー。

僕の肩に止まっても、まだチュパチュパ味わっています。

常時与えない方がいいかも?

というのも、一時はエサ箱山盛りのヒヨめしを全て平らげていたのです。


つぶさな観察の結果(笑) メイプルが甘ったるいため食欲が落ちたのだと思いました。

ヒヨめしを順調に食べていた頃は、メイプルをたまにしか与えていなかったのです。

高カロリーのお菓子ばっかり食べていたら、野菜なんて食べる気失せるわな。

それが原因だ!

ちょっと注意した方がいいかもしれません。

甘い物は控えめに。




ヒヨドリの体重について調べていると、60~80gと書かれていたり、90g前後と書かれていたり、かなり曖昧で適当。

なのでヒヨの体重はまぁ平均くらいかな~?と思っていましたし、他の保護ヒヨドリは比較的ヒヨより軽いようなので、体重を問題視していなかったのですが・・・

ヒヨより若いにも関わらず78gの具体例を発見しました


数年前に保護されたヒヨドリです。

見つけた瞬間

「78gだと!?」

と目を剥いたことは言わずもがな。

頭の状態から推測して生後60~70日でした。

ちょうどヒヨが68gに達した頃です。

ヒヨさんより10gも重いのは看過できません!!


その保護ヒヨは獣医に預けられ育てられたそうです。

与えているエサは、果実、すり餌は当然、豆苗や小松菜などもバクバク食べていた(その時点でかなりの強者)ので、ドッグフードなどで不自然に太らせたパターンではないと思います。

見た目もヒヨとそんなに変わらん。


つまり、死ぬほど健康体
(完全体)なのです。


もしかしたら彼は、完璧にヒヨめしの極意を掴みコントロールしていたのかも?

もしそうなら、やりよりますね・・・。

さすが獣医。

ヒヨドリの父として、ジェラシーさえ感じる(笑)

ヒヨめしはただ品目を増やすだけではなく、与えるタイミングなどコントロールすることも重要なのかもしれません。

ヒヨの意志のみに任せていたら、ひたすら偏食を繰り返しますからね。

ヒヨめしの極意は奥が深い…。






あと、YouTubeでほぼ自然界で育ちつつも人と関わりのあるヒヨドリの雛を観察中なのですが・・・

その子の足が、ヒヨより太くて、ダントツ頑強そうなのです。



↓ヒヨの足はコレ




↓自然界の足はコレ



はぁ? そんな違わんやろ。お前、考え過ぎやって思った?

いやいや、ちょっと画質荒くて分かりにくいかもしれませんが、よく見て。

めちゃ骨太で荒くれた足なんですよ~。

強いて言えば、一般人の手と、漁師の手くらいの開きがある。

見た目は生後75日なんですが、やはり木の実だけではなく、カルシウム豊富な虫なども食べまくっているし、自然界の草木で擦れまくっているから逞しくなったのでしょうね。

これを見た後は、ヒヨの足が貴族的な軟弱質に見えて仕方がない。

もっと荒くれてほしい!

節くれだってほしい!

やはりカルシウム系のヒヨめしは超大事ですね~。


なんせ鳥類の骨は全体重の5%しかないのです。


それで計算すると、ヒヨの場合たったの3.4gということ。

おそらく、もっと軽いような気がします。

自然界の健康な鳥で5%ということですからね。


つまり身体に対して骨が十分な密度を保っていれば、ヒヨも78gに近づくのでは?と思ったりして、少々不安を覚えました。


ヒヨは逆さまにぶら下がったり、カーテンに止まったり、頻繁に乱暴な離着陸を繰り返して足を鍛えていますが、まだまだなのかも?

いやむしろトレーニングは十分だが、カルシウムが不足しているに違いない。

ブツを注文しておいてよかったです。

遅ればせながら、例のリキッドカルシウムが届いたので、ようやくカルシウム補強を開始し始めました。


今から自然界に追いつかせます!


小松菜を爆食することもありますがそれは稀なんですよね。

まず、しなびたり、切った状態の小松菜は食べない(ヒヨめしに入れていましたが、最近はほとんど食べなくなったのでやめました)。

唯一、生やした状態でピンとしているものならバクバク食べる。





我が家の小松菜はこのようにペットボトルに差して、ケージに引っ掛けています。








持って1晩か2晩。

朝見ると、よれよれにくたびれてやがんの。

なので、ピンとしている間にヒヨの注意を小松菜に向ける必要があります。

ヒヨの場合は、手に乗せて近づけたりすると遊びながら食べますよ。

しなびたらミルワーム牧場に放り込みます。

ミルワームのカルシウム補強も重要ですしね!

奴らが緑色になるくらい小松菜食わせてます。


あと、以前も書きましたが日光浴は欠かせませんね!(最近曇天が続いてできませんが…)




太陽の傾きがベストなうちにたっぷり日光浴させます。

これで骨が頑強になってくれることを祈る!










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今日はヒヨさんと映画鑑賞です。
ヒヨ目線に立って、映画を評価してみたいと思いま~す。



しょうもない私事ですが・・・

僕は三度の飯より映画が好き。

多い年には300本ほどジャンルを問わず観ます。

基本はレンタルして自室やカーナビで鑑賞しますが・・・

ヒヨさんが来てから自室での映画鑑賞を自粛していました。

というのも、ヒヨが自我を確立し始めた頃、自室で「スパルタカス」という洋モノドラマを視聴していたところ――


残虐なシーンでヒヨさんが大興奮!


これは教育上好ましくない!と思ったわけです。

なので、自室で映画を観る時はラブコメかヒューマンドラマだけにしよう・・・

そう心に決めたのでした。





今回僕がチョイスした映画はそんな前提のものです。

ヒヨさんが気に入ってくれるか分かりませんが・・・


僕がチョイスした作品はコレだ!




1本目 「ローンサバイバー」






2本目 「ALL is Lost」





いや、言ってることとやってることが違うって?

いやいや、タイトルだけでは分かりません。


映画とは先入観を持って観るものではない。


確かに、「ローンザバイバー」には危険な香りが漂っていますが、もしかしたらヒヨさんは気に入るかもしれない。




さて、自室のプレステ3にローンサバイバーのDVDを挿入。

本編前の予告編は全て、プレステのフルスペック120倍速の早送りですっ飛ばします。




本編の始まりは、アフガンの上空を飛ぶヘリのシーンから。


ヘリ「ババババババババ!!」


ヒヨ「ギエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!」


ヒヨさん雄叫び!

上空を飛ぶヘリが気に食わなかったようです。

そう・・・ヒヨは特に飛行するものを嫌うのです。

ヘリコプターもダメ!

参ったな~まだ開始10秒だよ・・・。

とりあえず、ヒヨさんを落ち着かせるために、音量を小さくして、ヒヨの注意を自分に向けるため遊び倒します。

「ヒヨた~ん、ヒヨた~ん♪」

ヒヨはすぐに落ち着きました。



映画の序盤は戦争モノ特有のヒューマンドラマです。

兵士たちの日常。

すこぶる静か。

ヒヨさんも静か。

初めに登場人物の個性や物語の流れなどを掴んでおかないと、後半に感情移入できません。

集中して鑑賞。



これは・・・

すごく面白くなりそうだ!

僕は悟りました。



そして中盤から、戦争モノ特有のドンパチが始まります。


劇中「ガンガン! ドウン! ババババババッ!」


ヒヨ「パパパパパ!!!!!」


あかん! 興奮し始めた!!


そう思ったのもつかの間。


劇中では敵兵士がRPG(ロケットランチャーのこと)を発射しますが、現実では僕の顔面に向かってヒヨが飛んできます!


必死でかわす味方兵士と僕。


映画を観ている時は眼鏡をしているので、眼球は大丈夫ですが・・・


このままでは眼鏡が傷だらけになる!


とにかく音量を小さくし、ヒヨの注意を僕の右手に向けることで興奮を和らげる戦略をとります。


「ヒヨた~ん、ヒヨた~ん」


台詞の多い映画は日本語吹き替えの方がより詳細な訳を聞けるので、そうしているのですが・・・


この音量では会話の内容が聞き取れない!


仕方なく字幕に切り替えます。


ヒヨの相手をしながら画面をちら見。


おかげで、超面白い映画なのですが、後半は集中して観れませんでした・・・。


しかし、ただのリアルな戦争映画ではないですよコレ。


最後には愛がありました。


感動した。


しかし、ヒヨさん的にはダメダメな映画ですわ。








さて、2本目いきますよ~。

こいつは静かなはずなので、ヒヨさんお口直しできそうです。


映画「ALL is Lost」




僕はかつて離島でカジキ漁師をしていたことがあるので、海洋サバイバルには目がないのです。

ヒヨさんもきっと気に入ってくれるはず!





さて、本編の始まりは海のシーンから。

すごく静か。

波の音だけ。

台詞がない。



これはイイ!



まるでYouTubeの作業用BGM並に穏やか。



台詞も感情描写もない。



しかしながら、全てを物語っている!



鳥や飛行物体も一切登場しません。



もう完全海。



時々魚。



ひたすら年配のおっさんが海の上で頑張っている姿のみ。



なんというヒヨ向きの映画なのだろう!



ヒヨさんは途中で寝ていましたが。



僕は最後まで楽しく鑑賞できました。



素晴らしいことに、劇中で台詞があったシーンはわずか3回。



これは殿堂入りです!




「ALL is Lost」



想像を絶する映画でした。



おしまい。




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