10年以上前のこと

江頭2:50が公園でロケをしていると、
隣の病院から車椅子の少女が出てきた。

ロケが終わると少女は、
「つまらねーの」
と言った。

それを聞いた江頭は激怒、
「もう一度言ってみろ!」
と怒鳴った。

「だって、つまらないんだもん」

「なら、お前が笑うまで毎日ここでネタを
みせてやる!」

江頭は仕事の合間を見つけ毎日公園に通った。

しかし、いくら新しいネタを考えても
少女はクスっとも笑わない。

それでも江頭は公園に通い、
少女もそれに付き合った。

だが、ある日をさかいに
少女が公園に来なくなった。

それでも江頭は公園に通い続けた。

そして、一週間が過ぎたころ、
少女が再び現れた。

江頭は駆け寄り、新ネタを披露した。
はじめて少女が笑った。

調子に乗った江頭は下ネタも披露、
「それは最低」と少女におこられた。

「また明日も来るから、ちゃんと来いよ!」
と江頭が言うと、

「勝手に来れば」
と少女は答えた。

だが次の日少女は現れなかった。

頭にきた江頭は、隣の病院に行き
少女を探した。

そして、担当の看護婦さんから
少女の様態が急変し、大きな病院に運ばれた
と知らされた。

看護婦さんは江頭に少女の日記を手渡した。

そこには「大好きな芸人 江頭」
と書かれていた。

江頭は今も時々公園に来て
花をたむけ、ネタを披露している。