外国人技能実習生を受け入れを検討している人のために

外国人技能実習生を受け入れを検討している人のために

外国人技能実習生を受け入れをためらっている人、検討している人にぜひ見てほしいブログ!
外国人実習生を受け入れてきた逆転男が、受け入れの基本的な流れから受け入れの裏話、
実際にあった出来事、残業、失踪、法律違反などなどを赤裸々につづります。

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引率の流れ

1.引率予定日
 企業の担当者と引率予定日を決めます。但し、集合実習時間は原則160時間(29日間位)です。特段企業側から引率日を早めるよう要望があっても早めないようにすること。
 


2.引率手配
 引率日が決まったら、新幹線の切符等を購入します。引率予定日7日前位に購入した方が無難です。実習生の研修センターから企業への交通費は企業負担となりますので、新幹線切符の領収書の宛名は企業名にして下さい。※自分の交通費を加算させないよう注意してください。


3.閉講式
 引率日の前日に研修センターにて閉講式を行います。
 閉講式で話す内容は、残業の禁止、バイトの禁止、実習生保険についてです。基本原則の再確認を行いましょう。閉講式で話す内容は別添1を参照してください。


4.引率日当日
 研修センターから企業(工場)へ引率します。企業担当者から実習生の証明写真を受け取ります。
 

①引率日当日に行うことは以下のとおりです。
 a.外国人登録(自治体によっては国民年金の免除手続きを強制される)
 b.企業への実習制度の説明(残業、夜勤禁止等基本原則の再確認)
 c.宿舎の視察※
 d.実務実習内容の説明(通訳)※
 e.買い物に同行※
c~eは、企業側から要望があった場合もしくは自分でやりたいと思ったら行ってください。基本的にa.bをそつなくこなしてくれれば問題ないです。

 

②在留カードの作成 別添2参照
 管轄の市役所の外国人登録窓口にて行います。所定の用紙に記入する際は、簡体字ではなく日本の漢字を使って記入させてください。簡体字で書くと、一字一字確認させられます。
持参するもの
・実習生のパスポート
・証明写真
・申請用紙
 外国人登録証明は3~4週間で完成します。この間、実習生のパスポートには登録証を申請したという証明書が張り付けられます。完成後、この用紙と登録証明書を交換します。



工業包装の申請ってしたことありますか?

これが難しんですよ^^;

私は顧客開拓をしていて、2社からオファーをもらったんですが、1社はポシャりました。

輸出用の木枠で梱包する作業なら楽勝のようですが…。
ダンボール梱包はほんとに難しいです。


以下、失敗談です!!!!!(;_;
↓ ↓ ↓ ↓ ↓



8月12日
逆転男が○△㈱を訪問。実習予定場所でパレタイズ包装作業に関わる写真を撮影。


8月15日
Jitcoを訪問。移行業務課▼氏に写真を提示し、工業包装(パレタイズ包装作業ストレッチ包装)にふさわしい作業内容かを確認。「Jitcoの定める工業包装の内容に沿っているので問題ない」との回答を得た。
帰社後、▼氏より「作業内容について再検討したい」と電話で連絡があった。


8月17日
上記企業を訪問。Jitcoが再検討中であることを伝えた。


8月22日
Jitco移行業務課▼氏より電話連絡。「パレタイズの作業は問題ない。防水包装や固定包装がされていない。証拠写真を見せてほしい」との依頼。パレタイズ作業とは積み荷を固定、防水することが条件であり、すでにその条件を満たしていることを伝えたが、「パレタイズ以外の部分で防水・固定がされている部分を見たい」とのこと。

上記企業は青森県K町にあり、遠方である。現場での写真撮影は企業にも迷惑がかかるので、現場で行われているその他の防水包装、固定包装を口頭にて伝えた。▼氏は「写真を見ないとこれ以上検討はできない。早く写真を持ってきてほしい」とのこと。

こちらで防水包装または固定包装と認識した作業を写真に収めても、Jitco側との見解が異なることが度々ある。その度に写真を撮りなおすと大変手間がかかるので、主にどんな作業が該当するのか例をあげてほしいと伝えた。

「固定包装については、例えば段ボール箱に仕切り板を入れたり、個装した商品を厚紙の箱に入れ、それを段ボール箱に入れたりすること。防水加工はパレタイズ後の商品に防水シートをかけたりすること。この条件を満たしていれば問題ない」とのことだった。


8月23日
○△㈱を訪問。写真撮影。
同日、Jitcoを訪問し▼氏、BOM氏に資料を確認。「こちらが言った通りの資料である。おそらく問題ないだろうが、専門家と検討したい」


8月25日
Jitcoより○△㈱の作業内容は移行職種の工業包装に相当しない。商業包装であるとの回答。社団から「単純反復作業であるのか」との質問に、Jitcoから「商業包装ではあるが単純反復作業ではない」との回答。


8月29日
すずき部長、逆転男でJitcoを訪問。移行業務課課長代理PON氏、BOM氏と面談。
総合的に見て商業包装であり、工業包装ではない。専門家の見解は変わらないの一点張り。


○△㈱で行われている梱包作業は、Jitcoが定める工業包装(パレタイズ作業)に全て合致しているにもかかわらず、なぜ商業包装なのか。また、どの部分が工業包装ではないのかという質問に対して、「専門家の意見をまとめて書面にて回答する。9月5日の週始めに提出させていただく」とのこと。


9月9日
Jitco▼氏より電話連絡あり。総合的に見て商業包装である。この一言に尽きるので書面は出せない。
 PON氏から「工業包装と商業包装の違いについて改めて解釈を一般公開する旨、今回の問題を契機に検討している」とのコメントをもらう。

企業さんは受け入れる気マンマンだったのに・・・。

10名の受け入れを取り逃しました…(ノД`)

前回の続きです。

受け入れを希望している企業を訪問して、何を話せばよいのか。


逆転男なりの手法をご紹介。


技能実習生を受け入れることのメリットからでしたね^^




・メリット


 中国で工場の設立、中国進出の際足がかりとなります。○◎傘下企業でも、中国への進出に備え、中国人技能実習生の受入れを行っているところが数社あります。

 


客.そんなこと言っても、うちは中国へ進出する予定はない。そもそも、うちは中国と取引もしていない。
 

 

それでは、この度はどのような理由で外国人技能実習制度にご興味を持たれたのでしょうか?
 

その他のメリットを挙げさせていただきますと、職場の活性化、生産ラインの安定、日本人従業員の指導力のアップとグローバル化が挙げられます。
 

職場の活性化については、主に金属加工等の製造業で日本の若者が職につきたがらないという現実があります。中国の若者は元気がよく、毎年定期的に若者が入ってくると、職場に活気が出てくる。

生産ラインの安定ですが、例えばアルバイトや派遣社員の定着率が悪い。主婦の方は年間103万円を超えないように働いている方が多いので、シフトを組みづらい。当日、急に休んだりすることがよくあります。その点、実習生ですと、3年間必ず作業をしてくるし、生産計画も立てやすく安定します。
 



日本人従業員の指導力アップとグローバル化について。
 

現在、日本には多くの外国人労働者が働いており、今後もますます増加していく傾向にあります。日系の外国人の方のみではなく、その他の途上国からの労働者も増えています。


言葉の面での不自由さ、技術面での指導等で、日本人に対する教育よりも細かな指導が求められます。日本人従業員が細かな指導を行えるということは貴社の指導力、底力のアップにつながります。


今後、ますます外国人労働者は増加していくでしょう。そのための予行演習として、中国人技能実習生を活用することをお勧め致します。



客.何故、中国人実習生なのか、インドネシアやベトナムでも良いではないか。

 


確かに、現在の経済状況をみると中国は伸び盛り。中国自体も大変な成長を遂げています。しかし、農村部にはまだまだハングリー精神を持った若者もおります。インドネシアやベトナムは確かに協調性があり、愛嬌もよく、日本社会に比較的溶け込みやすいですが、残業を嫌う、宗教上、特定の曜日は働かないなどの問題があると聞き及んでいます。
 

中国人はその点残業もしっかりやり、漢字があることから、日本語の習得スピードは他国と比べてもダントツに良いです。また、5Sの徹底、現場管理なども指導をすればかなり身につきます。
 



・コストについて



客:監理費が高い。渡航費が高い。
 
 (今まで実習生を受け入れていない企業)
 何を基準にどのあたりが高いとお思いなのでしょうか?毎月のスタッフの巡回交通費、人件費、内勤スタッフの人件費、日本語の教材費などに充てられております。また、突発的な帰国引率費用、病院引率等の非常時の時にかかる費用も含まれています。これらの出費等を考慮し、○◎の理事会で算出された金額が1年目???円、2年目以降は!?!円ということになりました。


 渡航費についてですが、一律○万円/人いただいております。オープンチケットで買えませんので、中国と日本でそれぞれ片道チケットを購入します。片道ですと時期によりますが、4~7万円かかります。企業様には一人当たり○万円負担いただき、足の出た分は○◎で負担いたします。



客:それにしても渡航費が高すぎるのではないか
 

緊急帰国等、出発日まで間が無い場合、チケット代が安く手に入りません。制度上、監理団体が渡航費を確保しておくことになっておりますので、一律○万円/人となっています。


客:やはり、渡航費は高い。前の組合はこんなにとっていなかった。


上記の理由の通り、値引きは難しいですが、以前ご利用されていた組合さんはおいくらだったのでしょうか?それを参考にもう一度検討するのはいかがでしょうか。


平成XX年X月XX日(木)午前10時から東京入国管理局(2名)により○△□㈱の在留資格認定証明書交付申請に伴い、査察が行われた。21年度に○△□㈱に7千万円近い赤字があったためと思われる。東京入管によると、その他の協同組合の新規契約企業についても原則このような監査は実施するとのこと。



1.企業担当者との面談

入管側質問…主に技能実習生入国申請書類の内容について聞かれる。


・従業員数(従業員数を裏付ける書類の提出。EX.事業所別被保険者台帳照会、労働保険概算・確定保険料申告書の提出)

・実習生受入実績。受入時の業種について。


・中国との取引があるか、中国に工場があるか等。中国とのつながりがあるか。

・技能実習生を受け入れる理由について。(技能実習が継続的な事業として実施されることにより、当技能実習生により修得される技能等の本邦から外国への移転が図られることを説明)


・前年度の損益に関する質問。赤字の場合、経営状態の現況、損失に関する理由などを別途理由書として作成し、入国管理局に提出する。


・労働条件通知書による雇用条件の確認(労働時間、給与、福利厚生)


・残業時間について。協定内の時間で行われているか。


・外国人職員が在籍しているか。(在留資格の確認方法)


・外国人職員を雇用するに当たり、どのようなルートで雇用したか。派遣会社を使用したか。


・どのような製品を製造しているか。


・工場の広さ

・尞の広さ


・実習生の選抜に同行したか

・監理団体を変えた理由


・社会保険加入状況

・会社の社史





2.実習生との面談


・実習生へのアンケート(書類)(中国語)

・実習生の写真撮影(申請した工場にいるかどうかの確認)

・外国人登録証を携帯しているかの確認。


・出勤時間の確認




3.工場視察(技能実習計画書の内容を裏付ける施設の確認)


・入国申請時の書類に記載した機械設備が整っているかを1台ずつ確認。(写真撮影)

・技能実習生の作業内容の確認。

・技能実習の際に使用する工具、機械設備等の有無、確認。


こんにちわ!

逆転男です!



今回は、私が実際に作成、且つ実践していた実習生受入企業(新規顧客開拓)へアピールしていた手法をまとめました。


飛び込みやテレアポ、ダイレクトメールを駆使して、1年間で6社開拓しました^^;


まだまだ未完の内容ですが、自分のためにもアウトプットしちゃいます^^;


・技能実習制度についての説明。
外国人技能実習制度とは、発展途上国の経済発展の担い手となる人材の育成を行うために、先進国の技術を習得させるものです。


企業単独で実習生を受け入れる企業単独型。営利を目的としない団体が監理する団体監理型の2種類があります。貴社が受け入れる場合、当社団が監理団体となりますので団体監理型となります。
 

技能実習生は雇用契約を行い、技能実習を行います。日本人と同様の賃金を支払い、福利厚生は日本人職員と同様のものとなり社会保険等、各種保険を支払います。最大3年間技能実習生として滞在することができます。
 

技能実習生2号(2年目)に上がる場合、技能移行試験(各職種の基礎2級)に合格する必要があります。
 


・職種の確認


・技能実習計画表について説明
 必須作業は総時間の50%以上であること(必須作業90%、安全衛生作業10%)
 関連作業は総時間の半分以下(うち安全衛生作業10%)
 周辺作業は総時間の3分の1以下(うち安全衛生作業10%)


・入国時期、入国までの流れについて
 申し込みから入国まで大体6カ月ほどかかります。
当社団は10号団体であり、法務省から許可を得て外国人技能実習生の受入れを行っております。本来、当社団のような団体は外国人技能実習生の受入れを行うことができませんので許可をもらっています。


当社団を通じて外国人技能実習生を受け入れると告示を受けることができます。告示を受け入れるので、組合等の監理団体より入国までに1カ月程余分にかかります。しかし、法務省が直接受入れを許可した実習実施機関となるので、メリットがあります。


客:どのようなメリットか?
 


あまり良くない例えなのですが、御社の経理の方がうっかりミスで割増賃金を渡さなかった場合、通常の組合ですと不正行為認定を受けます。当組合から受け入れた場合は、法務省が自ら認定した企業なので、即不正行為認定というケースはありません。