私はまだ見ていないが、以下の解説でテーマ等がよくわかる。思うに、神話学者ジョーゼフ・キャンベルの説く英雄神話と比べるといいのではないだろうか。
 キャンベルは『千の顔をもつ英雄』で、英雄神話の構造として、1)セパレーション(離脱)、2)イニシエーション(試練)、3)リターン(帰還)をあげている。
 『アバター』はおそらく、このパターンに沿っていると見ることができるだろう。ならば、アメリカ人は、物質文明を超えて、精神的文化を求めていると言えるだろうし、他国人もそうなのだろう。


参考:
ジョセフ・キャンベル
『千 の顔をもつ英雄』上下
1984 人文 書院
Joseph Campbell : The Hero with a Thousand Faces 1949
平田武靖・ 浅輪幸夫 監訳
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0704.html

松岡正剛の千夜千冊



ジョセフ・キャンベルの神話理論とある映画大作 ~ 神話のミーム

古今東西、
数々の英雄伝説や神話がある。

その英雄伝説の研究として有名なのは
神話学者ジョセフ・キャンベルである。

彼 は、英雄伝説のパターンとして

①「セパレーション」(分離・旅立ち)
       ↓
②「イニシエーション」(成長への 通過儀礼)
       ↓
③「リターン」(帰還)
http://kuwadong.blog34.fc2.com/blog-entry-398.html

言霊(心豊かに、言葉を生み、人生を潤す)