アングロサクソンはやはり純粋ゲルマン人だった?(有料→公開)



 (これは有料版です。)



1 始めに



 以前(コラム#379で)、「イギリス人はアングロサクソンではなく、アングロサクソ

ン文化(ゲルマン文化)をとりいれた・・先住民」であることがロンドンのユニバーシ

ティ・カレッジの研究で判明した、と申し上げたところですが、同じユニバーシティ・

カレッジの、別の研究者を始めとするチームが、このたび、正反対の、つまりは伝統的

な通念に沿った見解を打ち出し、英国で話題になっています。

 (以下、特に断っていない限り

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/5192634.stm
。(7月19日アクセス)、及



http://blogs.guardian.co.uk/news/archives/2006/07/19/ancient_britons_lose_out_t

o_german_blood.html#more

(7月20日アクセス)による。)

 この二つの研究は、どちらもY染色体に着目して行われたものであり、一体どちらが正

しいのか、困ってしまいますが、とにかくこの「新しい」学説をご紹介しましょう。



2 「新しい」見解

http://blog.mag2.com/m/log/0000101909/108120572.html