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ナルニア史略年表
http://www.geocities.jp/ptl150/Narnia.htm
C・S・ルイス
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クライブ・ステープルス・ルイス(Clive Staples Lewis, 1898年 11月29日 - 1963年 11月22日 )は、イギリス の作家 、ファンタジー 作家、神学 者、古典文献学者。
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生涯
北アイルランド 、ベルファスト に弁護士 の子供として生まれる。子供時代は3歳上の兄ウォレンと一緒に『ボクセン』と言う想像の国を作りその物語を書いて遊んだ。学校嫌いのためカークパトリックという学者の個人授業をうけて、オックスフォード大学 に進学、古典語の最優秀になる。第一次世界大戦 に従軍後大学に戻り、モーダリン学寮で英文学特別研究員を勤め、そこで世界的に有名な指輪物語 の作者J・R・R・トールキン と知り合う。その後ケンブリッジ大学 に移り、中世・ルネッサンス英文学の主任教授を務める。1963年定年退職した年に亡くなる。
第二次世界大戦 後、ルイスの愛読者であり離婚歴のあるアメリカ 人の詩人 ジョイ・ディヴィッドマン・グレシャム と知り合い、1957年 に結婚する。この結婚は当初、ジョイが英国籍を取得するための形式的なものであったが、後に彼女が骨髄癌 に侵されたことを契機に深まった。この結婚は周囲から多くの非難を浴び、前出のトルーキンもこのためにルイスと断交している。ジョイとのストーリーは映画『永遠の愛に生きて 』で描かれ、広く知られるようになった。
信仰と著作
幼少の頃はキリスト教信仰を持っていたが、大学時代の友人の影響もあり、無神論者になった。その頃はすべての宗教は人間による作り話だから信じない と宣言していた。しかし長い求道生活の後、キリスト教徒となり、その後「奇跡」「悪魔の手紙」「キリスト教の精髄」「喜びのおとずれ」などの神学書や自叙 伝をとおして個人としてのキリスト教信仰を表明している。
著作には、詩集、神学論文集などがあるが、特に有名なものは「ナルニア国ものがたり 」全7巻である。神学者としても著名で、「ナルニア国ものがたり」にもその片鱗が現れているような新プラトン主義 的な見解をラジオの連続講義でも披露。スイスの弁証法 神学者カール・バルト から、激しい反撥を受けた。
1936年 『愛とアレゴリー』でホーソンデン賞、1957年 に『さいごの戦い』でカーネギー賞 を受賞している。
主要作品リスト
ナルニア国ものがたり (The Chronicles of Narnia)
- ライオンと魔女
- カスピアン王子のつのぶえ
- 朝びらき丸東の海へ
- 銀のいす
- 馬と少年
- 魔術師のおい
- さいごの戦い
別世界物語
- マラカンドラ 沈黙の惑星を離れて
- ペレランドラ 金星への旅
- サルカンドラ かの忌わしき砦
その他小説
- 天国と地獄の離婚(The Great Divorce)
- 愛はあまりにも若く プシュケーとその姉 (Till We Have Faces: A Myth Retold)
C.S.ルイス宗教著作集
- 悪魔の手紙 (C.S.ルイス宗教著作集1)
- 四つの愛 (C.S.ルイス宗教著作集2)
- 痛みの問題 (C.S.ルイス宗教著作集3)
- キリスト教の精髄 (C.S.ルイス宗教著作集4)
- 詩篇を考える (C.S.ルイス宗教著作集5)
- 悲しみを見つめて (C.S.ルイス宗教著作集6)
- 神と人間との対話 (C.S.ルイス宗教著作集7)
- 栄光の重み (C.S.ルイス宗教著作集8)
- 偉大なる奇跡 (C.S.ルイス宗教著作集 別巻1)
- 被告席に立つ神 (C.S.ルイス宗教著作集 別巻2)
評論
- 愛とアレゴリー:ヨーロッパ中世文学の伝統(Allegory of Love)