今なお国内最大の感染症 | 真夜中と朝のはざまで想うこと SEASON2

真夜中と朝のはざまで想うこと SEASON2

千葉県市川市の社会保険労務士事務所 ガイアFP社会保険労務士事務所の活動を綴ったBlogです。

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おはようございます


近くの小学校では入学式です。

やっぱり入学式には桜がないと。

ハリセンボンの箕輪はるかさんが結核に感染して休養というニュースがありました。

明治から昭和初期が舞台となっているドラマなどでは、主人公がゴホゴホと咳をして血を吐く・・・という

シーンがあったりしますが、そういったことからも結核は過去の病気と言うイメージが私自身にもありました。

昭和20年代には日本人の死因でトップを占めていたのは結核だったのですが、近年では死因トップ3の悪性新生物・脳血管疾患・心疾患と比べると下位に沈んでいることもあり、命にかかわる重大な病気という認識がなくなってきています。

財団法人結核予防会のHPによれば、日本の結核罹患率は人口10万人当たり20.6人で人口10万人当たり10人以下の欧米先進国と比べるとまだまだ多く「中蔓延国」と位置づけられているということですし、今なお国内最大の感染症です。

仮に感染しても、大半の健康な人は発病することはないということなので、いたずらに恐れる必要はないのかもしれませんが、やはり予防には正確な病気の理解が必要なようです。

財団法人結核予防会によるQ&Aはこちら

http://www.jatahq.org/about_tb/index3.html

勤務先の健康診断などで胸部レントゲンを撮影する際に、レントゲン車がやってくることがありますが、その車には電柱のようなマークが書かれていることがあります。


真夜中と朝のはざまで想うこと~とうふの社労士事務所開設への道~ -複十字

このマークは複十字といって、かつては宗教的な意味合いがあったようですが、現在では万国共通の結核予防のシンボルマークとして使われているということです。

最後になりましたが、箕輪はるかさんのい一日も早い回復をお祈りいたします。

(以下 毎日jp.より引用)

お笑いコンビ「ハリセンボン」の箕輪はるかさん(29)が、肺結核のため入院していたことが分かった。所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーによると、箕輪さんは3日、体調不良のため、東京都内の病院で精密検査を受けたところ、肺結核と診断されそのまま入院した。約2カ月間休養し、その間、相方の近藤春菜さん(26)が1人で活動を続けるという。

 同事務所は、東京都の指導に基づき、08年12月1日から09年4月3日、ライブ会場やテレビ番組の収録スタジオ

などで箕輪さんと接触したファンや関係者に対し、せきが長引くなどの症状がある場合は速やかに医療機関で受診す

るよう呼びかけている。箕輪さんは昨年暮れごろから、せきなどの症状が出ていたという。

(引用終わり)