補足的な事にしましょうか(汗

前項で「限定された層」という表現をしましたが、それは
決して1つという意味ではありません。
・・・いや、現実的にはひょっとしたら1つかもw
その可能性もなくはないのです。

私が把握している棚山のオパール層は3箇所。 うち1と2は
局所的すぎて傾向が見えにくいのですが、3箇所目に付いては
相当の角度で北東方面(?)へ向かって下がっています。

1や2よりも標高差がかなりあって、距離も結構なので
同一の層だとはちょっと考えにくい・・・。
しかしながら、前項で言ったように地質的に追った訳ではない
ので可能性は0じゃーないんですよねぇ。
まーそんな事は殆どの方にとってはどーでもいい事なんでしょうが。

$The Key of Gaia出張所-脈3
林道工事の様子。 某高校(中学?)地学(化学?)部のセンセと女生徒2名が
露頭にノーブルを見つけて悪戦苦闘されているの図。(笑)
画面右上手前から彼ら、そして重機のいる先の谷下方へ向けて
オパールの層が突き抜けています。 今から10年以上前の画像ですが
「大人の事情」的編集を施させて頂きました(-_-;)

この時の生徒さんたち、結局「硬くてとれない~><;」といって
諦めてしまいました。 後に私がチャレンジしましたが確かに・・w
脈状だったので、小さなカケラとして何とか確保致しました。

彼女たちはきっと立派な大人になってるんでしょうね。
もしまだ鉱物に興味を持っていて、思い当たるという方がいましたら
遠慮なくゆってください。 カケラでよければお渡しします。(笑)

麓の川売は、初春には梅林で賑わうところです。
著名なところのような派手さはないですが、里山の原風景にある
梅林は大変趣のある情景で、画像では伝えきれないのが残念で
なりません。
The Key of Gaia出張所-川売の梅林

このあたりや、田口~津具などは多聞にもれず過疎が
深刻な問題となっています。
ギスギスと石を探してあちこち崩してあっさり帰るより
少し足を止めて、まわりの綺麗なものを楽しむ余裕を
持ってみてはいかがでしょうか?

そうすれば地元の為にもなるし、ひいては地元の理解も
でき、産地の採集禁止に歯止めがかかる可能性もありえない
話ではないと思うのです。

飛躍しすぎた論理かもしれませんが、採集をされるのであれば
是非ひと考察していただきたいと思うこの頃・・・。(汗