高校生の頃、この滝畑ダムの回りを新聞配達していたので懐かしの場所なのです。
お昼過ぎに南河内CRに出て河内長野方面へ。
CRは河内長野まで続いているはずなのですが、滝谷不動あたりで川沿いの道が途切れるので、ここからの正しいCRのルートはわかりません。
でもまぁ、この辺の道はよく知ってるので旧外環、住宅街、そして外環を走って滝畑ダムへと続く道まで到着。
ここまで約20キロ。
ほとんど止まることなく走ったのでちょいと疲れたけど、こっからが登りなのでーす。
新聞配達のカブがうなりをあげる急坂が関西サイクルスポーツセンターまで続きます。
関西サイクルスポーツセンターをパチリッ。
う～ん、ちょいと手ぶれ。
今日は休みになってて中は閑散としています。
しかし、施設の様子は昔と変わらずあまりはやってはいないでしょう。
だいたいこんな場所で駐車場1000円もとるのがおかしい。
昨今の自転車ブームに合わせてもうちょっと上手に経営すればいいのにな。
いつかここでサイクルモードでもやってほしいです。
サイクルスポーツセンターを越えればあとはちょいと下ります。
しかし、下ハンもって下るのになかなか馴れることができません。
40キロ以上出ると怖いです。
何かコツはあるのでしょうか？
そしてトンネルを二つ越えれば滝畑ダムへ。
ところで、このトンネルを通ると思い出すことがあります。
あれは私が高校生の頃、新聞配達をしていた時のことです。
滝畑ダム周辺は夏場はキャンプ場などがあるので早朝から人や車が結構通ったりします。
しかし、冬場の滝畑ダム周辺はものすごく寒い！
路面の凍結も珍しくなく夜明け前なんて人はもちろん車にも会うことはほとんどありません。
そんな真冬の時期の夜明け前、カブでこのトンネルを走っていると・・・
なんと黒いロングコートを着た女の人が一人立っていた。
こ、これはついに、この世のものではないなにかを見てしまったのかと思い素通り。
しかし、どうしても気になって仕方なかったのでもう一度引き返してみることに。
するとやはり確かに女の人はいるのです。
恐る恐る、
｢こんなところでどうしたのか？｣
と聞いてみると、
女性は
｢美原町はどこですか？｣
と尋ねてきた。
美原町というとここから20キロ以上はあるところ。
とても歩いて行くところではありません。
そこでなぜそこまで行くのかは尋ねると・・・
なんとこの女性、男の人に車で滝畑ダムまで連れてこられ、乱暴され携帯と財布を取られて置き去りにされてしまったようなのです。
今考えてもそうなのですが、当時高校生の私にとってはかなりの衝撃でありました。
しかしもうほって置くわけにはいかないので、配達の途中ではありましたが、女性をカブの後ろに乗せ新聞配達の事務所まで行くことに。
途中、駐在所があったのでそこに行くか？と尋ねたら女性は拒否したのでそのまま事務所へ向かいました。
そして事務所の人に事情を説明し車を持っている人が送ってくれることになり、私は再び配達へ。
私はあの時あまり女性の顔を見なかったのですが、家に帰ってジャンパーの背中を見てみると少し血がついていていました。
怪我も負わされていたのでしょうか？
今考えると無理にでも警察に行かせた方が良かったかも？とも思うのですが、その答えはわかりません。
ここを通るとそんな出来事を思い出します。
それはさて置き、滝畑ダムへ到着！
小さなダムではありますが、山に囲まれた気持ちのいい所です。
少しダム沿いの道を走って帰ることに。
帰りは旧道を通って帰りました。
ここは道がでこぼこ＆見通し悪いカーブが続くのでスピードは控え目に。
まだまだ走り足りない感があったのでどこへ行こうか考えていると、富田林あたりで雨が。
それも本格的。
結局そのまま帰ることに。
走行距離は約56キロでした。
コラテック号が雨でびしょびしょになってしまったけど、ちょうど洗車しようと思ってたのでまぁいいか。
これで今年は走り納めで～す。
また来年も走ろうっと。