(285)「ゴーストケース 心霊科学捜査官」 柴田勝家  | Beatha's Bibliothek

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※本の紹介には連番がついています。

 

今回は、柴田勝家さんの

 

「ゴーストケース 心霊科学捜査官」でございます。

 

 

 

 

気づくとまた前回の読書ブログから、

 

1ヶ月が経過しておりました(^▽^;)。

 

本は読んでるんですけどね~。

 

さて、柴田勝家さんという戦国武将の名前の作家さん。

 

成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻所属で、

 

外来の民間信仰の伝播と信仰の変容を研究されていて、

 

柴田勝家を敬愛しているそうですよ。

 

作家さんのプロフィィールが面白いので載せてみましたが、

 

この本は土佐弁の陰陽師と捜査零課の刑事のお話。

 

ちょっとあらすじを載せとこうかな。

 

地下アイドル・奏歌のCDが誘発する、ファンの連続自殺事件。

CDの呪いの科学的解明に挑むのは、陰陽師にして

心霊科学捜査官の御陵清太郎(みささぎせいたろう)と

警視庁捜査零科課の音名井高潔(おとないたかきよ)のバディ。

奏歌は自殺したアイドルの祟られているという。

事件の鍵となる、人間が死後に発する精神毒素『怨素』を追って、

地下アイドルの光と影に直面した御陵と音名井が導き出す

「呪いの構造」とは?

 

刑事と陰陽師が祟り事案(インシデント)に挑んでいきます。

 

祟り事案とは、「怨霊によって引き起こされる不可解な事件。

それも流行病のように広がり、被害を拡大させる可能性をもつもの」

 

このお話の中の設定にはなりますが、

 

人が亡くなる時に人によって違う怨素を発するんですが、

 

違う人間なのに全く同じ波形の怨素が発見されたり、

 

祟り事案だとそれが全く検出されなかったり、

 

それを御陵が所属する警視庁付属の心霊捜査研究所の

 

超個性的なメンバー達と霊に関する捜査を専門とする

 

捜査零課に所属する音名井が一緒に謎を解いていきます。

 

お話はテンポ良く進みますし、御陵と音名井や、

 

他のメンバーとのやり取りも面白いので読みやすいです。

 

このお話の最初では、まだ御陵と音名井は、

 

相棒って感じではないんですが徐々に協力していくようになります。

 

御陵は格好もあまり構わない自由な感じの人ですが、

 

音名井は東大出のエリートでクールな刑事ですから、

 

合わなくても仕方ないようなそうでもないような。

 

今の所、3作目まで発売されています。

 

すべて読んだので、また感想UPします~。