敗れました焏焏焏

診察室に入って、先生から様子はどうだったか聞かれて、「先週から体調不良でほぼ寝たきりでした。しかも、昨日から足が激痛で耐えられません。本当に線維筋痛症なのかももう一度調べたいので大学病院に行きます。ついでにそこの心療内科に変えます」って答えたら、「大学病院は時間的に不都合があるし、どうしても痛みが心配なら膠原科に紹介状を書いてもいいけど、それで心療内科にも行くってのはいかがなものだろう」って。でも私も負けじ魂で「先生と出会って約2年経ちますが、1度も状態が良くなったと思った事がありません。エビリファイの副作用で足のふるえがひどく、呼吸困難になって再入院するし、今度は足のふるえを抑える為に飲んだ薬のせいで、体がほとんど動かなくなったじゃないですか!」

先生「確かに副作用で再入院しましたし、体が動かない時がありましたが、今は動いてるし、その再入院の時に痛みがありましたか?」

私「いいえ、退院してから痛みはでました。でも足がひっかかって普通に動かす事も、手だって自由に動かす事もできなくさせたのは、再入院の時に体が動かなくなったからじゃないですか!」

先生「病気っていうものは、いつ起こるか分からない。躁鬱病で入院してても他の病気になる事もある。今回の線維筋痛症の件は、躁鬱病とは別物として考えて下さい。副作用でなったとは、考えられません。
元々あなたと出会った時に言うのはショックを与えるから言いませんでしたが、あなたはかなりひどい躁鬱病でしたよ。そう状態になれば、いきなり一人旅したり、浪費したりして、普通では考えられない行動をしてましたよ。でもそう状態も長くは続かず、うつ状態になったら反動が激し過ぎて、全く動けない、自責、自殺行為をする。それに比べたら、今は躁鬱の波が小さくなったでしょ!」

私「でも最近はイライラしたり、落ち込んだり激しいじゃないですか!」

先生「今のイライラはそう状態、落ち込む時はうつ状態です。」

私「イライラするのが嫌なんですけど」

先生「確かに前のそう状態の時は、イライラじゃなく気分がハイテンションで気持ち的には楽だったと思います」

私「だったら、その方がいいんですけど」

先生「何度も言ってるように、ハイテンション過ぎるあなたも問題なんです。自分の行動がおかしいでしょ。さらに落ちた時はひどいでしょ。だから私は、あなたの躁鬱状態の波を小さくしてるんです。」

私「もう嫌です。こんな状態に限界です。薬がおかしい」

先生「確かにイライラは対処しなくてはいけません。でもあなたの薬の調整は難しいんです。大体今の環境が悪すぎます。彼氏と住むのか、家族のところへ帰るのか、一人暮らしするのか。やっぱり入院した方がいいかもしれませんね。」

私「先生、主体となってるリーマスを変えて下さい。」

先生「私はあなたには合ってると思いますが、変えてみようとも考えてます。ただ年末年始は避けて、年明けに入院して薬を変えるか、通院して薬を変えるか決めましょう。」

私「先生、痛みはどうしたらいいですか?」

先生「躁鬱病に直接は関係してないと思いますが、うつでもしかしたら痛いかもしれません。どうしても痛いなら、神経内科でもらった薬を飲んだらどうですか?」

私「分かりました。最近眠れないんですけど」

先生「新薬の睡眠薬を追加で出します。寝付きをよくする薬なんで、生活のリズムを崩す事はないでしょう。あとまたイライラしてるみたいなんで、トレドミン15MGに減らします。では入院するか検討してて下さい。」

てな訳で、(長くなりましたが)診察は終わりました。